JRA「大不振」新種牡馬の“最終兵器”エイシンヒカリ産駒がデビューへ!ロイヤルアスコット1番人気から4年、エイシンの結晶が偉大な父超えを目指す

16日、イギリス国王室主催のロイヤルアスコットが開幕した。例年であれば華やかに着飾った紳士淑女たちでアスコット競馬場は埋め尽くされるのだが、今年は無観客ということで寂し気な開催となる。
ロイヤルアスコットは5日間にわたり、8つのG1レースをはじめとした数々の重賞競走が行われる世界中のホースマンが熱い視線を送る一大イベントだ。
17日の現地時間15時には、目玉レースの一つであるプリンスオブウェールズS(G1)が開催される。昨年のインターナショナルS(G1)の勝ち馬ジャパンと昨年のセントジェームズパレスS(G1)勝ち馬バーニーロイの激突に注目が集まる。特に前者は日本の馬主キーファーズがクールモアグループと共同所有することが発表されたことで、日本でもお馴染みの1頭ではないだろうか。
そんな世界最高峰のレースで、過去に1番人気に支持された日本馬がいた。それが海外G1・2勝を挙げたエイシンヒカリである。
3歳秋のアイルランドT(OP)では、後続を大きく引き離す逃げを打ったエイシンヒカリ。セーフティーリードを保った状態で最後の直線に入るも、徐々に外へとヨレていき、千直を彷彿とさせるぐらい外の位置取りまで逸走してしまった。だが、結果は2着に3馬身半差の勝利。距離ロスを考えると着差以上に強い内容で、怪物の片りんを感じさせられる内容だった。
翌年の香港C(G1)で初のG1勝利を飾ると、次走はフランスのイスパーン賞(G1)に出走。レース当日の荒れた馬場を心配されたエイシンヒカリだったが、最後の直線で追い出されると先頭を捉え、さらに後続に8馬身差をつける圧巻の走りを披露した。
この衝撃的な走りで、当時のレーティングで129ポンドを獲得し「世界1位」に輝いた。
その結果、次走のプリンスオブウェールズSでは世界のトップホースたちを差し置いて1番人気の支持を集める。しかし、結果は6頭立ての6着に敗れてしまった。
あれから4年の時が経ち、今週末にエイシンヒカリの産駒がいよいよデビューする。
初陣を飾るのが、21日の阪神芝1600mの新馬戦に出走予定のエイシンヒテン(牡2歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)だ。
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