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2020.06.26 12:00
JRAサートゥルナーリアが、ラッキーライラックが陥る自滅!? 「雨」の宝塚記念(G1)に魔境の歴史……アンカツを驚かせた、あの“鬼脚”炸裂か
編集部

主戦の鮫島克駿騎手が「絶対に脚を使ってくれる」と、その末脚に絶大な信頼を寄せるカデナは、典型的な後方待機馬だ。前走の大阪杯でも、12頭中11番人気ながら上がり最速となる33.5秒の鬼脚で4着に突っ込み周囲を驚かせた。
「大阪杯の後は、鮫島騎手も『直線では手応え通りに伸びてきて、すごく惜しい内容』と悔しがっていました。Twitterで(元JRA騎手の)安藤勝己さんも『驚いたのはカデナ』と、その名を挙げていましたよ。その大阪杯は3番手から勝ったラッキーライラックを筆頭に、カデナ以外は前に行った馬が上位を独占していました。
実績面では見劣りしますが、今回の宝塚記念で前が止まるようならラッキーライラックやクロノジェネシスと逆転があっても不思議ではないですよ。ディープインパクト産駒でも母の父がフレンチデピュティなら、多少の雨も大丈夫でしょう」(競馬記者)
1週前追い切りでは、自己ベストにコンマ2秒差に迫る好時計。陣営も「本当に良い」「充実している」と、今回のデキに悔いを残していない。
そんなカデナが「近10年で7勝」と圧倒的な好相性を誇る8枠に入ったのは、いよいよ“天”の定めか。乾坤一擲の激走へ、舞台は整っている。
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