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2020.06.27 11:30

JRAサートゥルナーリア“最弱世代”のお山の大将!? 宝塚記念(G1)大本命に“過大評価”の声も……。アノ世代を下回りかねない悲惨な状況とは
編集部
実は、現4歳世代の牡馬は未だにJRAの古馬芝G1を勝利した馬が1頭もいない。昨年のスプリンターズSに始まり、天皇賞・秋、マイルCS、ジャパンC、有馬記念、今年の高松宮記念、大阪杯、天皇賞・春、安田記念まで、すべて年長馬か同世代の牝馬に負けてしまっているのだ。
これは過去に「最弱世代」とも揶揄された09年にクラシックを迎えたロジユニヴァース世代以来のことである。
サートゥルナーリアがこれまで激闘を繰り広げてきた同世代のライバルで、ダノンキングリーは毎日王冠(G2)、中山記念(G2)を勝利し、大阪杯(G1)でも3着と健闘している。だが、それ以外は不振にあえいでおり、ヴェロックスは小倉大賞典(G3)で9着に惨敗、ワールドプレミアは体調が整わず春全休といった状況だ。同世代が結果を残していれば、自ずとサートゥルナーリアの評価も上がるのだが、そうはいっていない。
ちなみに、ロジユニヴァース世代の牡馬が初の古馬芝G1を制したレースが宝塚記念。この時、勝利したのは8番人気の伏兵ナカヤマフェスタだった。
今年、サートゥルナーリア以外で宝塚記念に出走する4歳牡馬は、トーセンカンビーナ、レッドジェニアル、メイショウテンゲン、モズベッロの4頭。各馬人気薄が予想されるため、ナカヤマフェスタの再来を期待するファンは、こちらを狙ってみるのもありかもしれない。
最弱世代疑惑の持たれる現4歳の総大将サートゥルナーリア。宝塚記念を勝利して、世代代表の意地を見せることができるだろうか。もし負ければ、最弱世代の烙印を押されてしまうかもしれない。
今年の宝塚記念は、4歳牡馬の健闘を祈りたい。
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