
JRA平均46歳「ベテラン」武豊・幸・和田に宣戦布告!? 24歳「若手」松若風馬がサンライズノヴァと昨年4着のリベンジへ【プロキオンS(G3)展望】
12日(日)、阪神競馬場では夏のダート重賞、プロキオンS(G3)が行われる。関西のベテラン騎手3人に、今年G1初制覇を飾ったあの若手騎手が挑む構図となりそうだ。
キャリア34年目、51歳の武豊騎手は、ヤマニンアンプリメ(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎)に騎乗を予定。同馬が中央で出走するのは、2019年1月の根岸S(G3)以来、1年半ぶりだ。前走までは、7戦連続で地方の交流重賞に出走し、「3-2-1-1」と堅実な成績を残してきた。
その7戦で唯一、馬券圏外に沈んだのが前走だった。大井競馬場で行われた東京スプリント(G3)で2番人気に支持されるも、レース中に鼻出血を発症し、8着に大敗した。ただし敗因は明確なだけに、今回は5か月ぶりをひと叩きされた上積みに期待できるだろう。
ヤマニンアンプリメと武騎手がコンビを結成したのは昨年11月のJBCレディスクラシック(G1)だった。武騎手はヤマニンアンプリメをG1初挑戦初制覇に導き、自身も「JBC」と「指定交流G1」の完全制覇を達成した。
キャリア27年目、44歳の幸英明騎手は、ラプタス(セ4歳、栗東・松永昌博厩舎)で一発を狙う。ラプタスはデビューから芝で3戦したが、いずれも惨敗。しかし4戦目でダートに転向すると、これが功を奏した。ダートでは一貫して1400mを使われ、7戦6勝。初勝利からわずか1年で堂々、重賞でも主役を張れるレベルに急成長した。
ダートで唯一の敗戦は3走前のバレンタインS(OP)だったが、これは初の長距離輸送、初の左回り、初の斤量57kgと厳しい条件が重なったため。近2走は交流G3を逃げて圧勝しており、強豪がそろうここでもハナを奪えれば、しぶとさを発揮するだろう。
幸騎手とラプタスは、今回で9戦連続のコンビ。完全に手の内に入れている幸騎手は、昨年11月のみやこS(G3)以来となるJRA重賞制覇を狙う。
キャリア25年目、43歳の和田竜二騎手は、1997年の初挑戦以来、18回目の挑戦で初めてのプロキオンS制覇を目論む。相棒はオープン、リステッド競走を2連勝中のサクセスエナジー(牡6歳、栗東・北出成人厩舎)だ。
同馬は、これまで地方の交流重賞を3勝しているが、中央の重賞は「0-0-0-3」。うち2走がプロキオンSで、2年前が4着、昨年が9着という結果に終わっている。どちらかというと左回りを苦手にしているため、阪神競馬場での開催は有利に働きそうだ。
和田騎手は今年すでにJRAの重賞を3勝しているが、年間4勝目を挙げれば、2000年以来となる。20年前は、テイエムオペラオーと古馬の芝中長距離路線を完全制覇するなど、年間で重賞9勝を記録した。
平均46歳というベテラン3騎手に胸を借りるのは、サンライズノヴァ(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎)で臨む松若風馬騎手だ。キャリア7年目、24歳という若手の有望株は3月の高松宮記念(G1)で繰り上がりながら、モズスーパーフレアでG1初制覇を果たした。
サンライズノヴァとは1年前のプロキオンS(4着)以来のコンビ復活。同馬は近2走、フェブラリーS(G1)とかしわ記念(G1)で連続3着に好走しており、実績は群を抜いた存在と言っていいだろう。栗東所属にもかかわらず、関西圏での競馬は実に3年ぶりというサンライズノヴァ。久々の地元で無様な走りはできない。
他には、芝重賞3勝の実績を誇るも、1年ぶりのレースが初ダートというエアスピネル(牡7歳、栗東・笹田和秀厩舎)。連対率82%、複勝率91%という抜群の安定感を誇るも、今回が初重賞のレッドルゼル(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)などが出走を予定している。
将来を嘱望される松若騎手が関西の大御所3騎手に一泡吹かせることはできるか。プロキオンSは7月12日、阪神競馬場で15時35分発走予定だ。
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