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2020.07.08 20:00
JRAまるで川田将雅!? リーディング2位も「重賞不振」の名門厩舎、武豊と“必勝請負”2歳馬が「再起」のきっかけとなるか
編集部
通算G1・12勝を誇る名トレーナーの友道調教師は、今年も全国リーディング2位(5日現在)につける29勝を挙げている。その一方、重賞ではユーキャンスマイルで制した阪神大賞典(G2)の1勝にとどまっている。まるで騎手リーディングで同じく2位の川田将雅騎手のような成績だ。
友道厩舎の重賞成績は、昨年が49戦5勝で勝率10.2%、一昨年が43戦4勝で勝率9.3%と高い勝利率を誇っていた。だが、今年は32戦1勝でわずか勝率3.1%と全く結果を残せていないのだ。
「今年の友道厩舎の重賞で結果が出てない原因は、厩舎の看板であるワグネリアンが結果を出せていないこと、ワールドプレミアの体調が整わず春全休となったことも一因です。しかし、それ以上に不振の原因は3歳馬にあります。
期待されたアドマイヤビルゴ、フライライクバードらがことごとく重賞の壁に跳ね返されてしまいました。そして最も誤算だったのがマイラプソディです。2歳時にはクラシックの有力候補とまで目されましたが、3歳初戦の共同通信杯(G3)で4着に敗れ、その後もクラシックでは見せ場なく終わってしまいました。これが今年の友道厩舎にとっては痛手だったはずです」(別の記者)
皐月賞(G1)までマイラプソディの手綱を取ったのは武豊騎手。今年も期待馬ヨーホーレイクに騎乗するため、今年こそは順調にいきたいところだ。2歳から躓いてしまうと、今年よりもさらに苦戦すらありえるだろう。
ヨーホーレイクのデビュー戦は友道厩舎の今後を左右しかねない重要な1戦となるかもしれない。
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