JRA C.ルメール「大誤算」の16連敗! 波に乗れない原因はアノ条件!? リーディング独走の足を引っ張る致命傷とは

今週から8月に入り、夏競馬が益々盛り上がりを見せるシーズンとなる。そんななか、騎手リーディングで激しいデッドヒートを演じているのが現在107勝を挙げて1位のC.ルメール騎手と、これを4勝差で追う103勝の川田将雅騎手だ。
昨年はリードをしていた川田騎手を9月になって大きく勝ち数を伸ばしたルメール騎手が捉えると、そのまま突き放してリーディングトップの座についた。今年も昨年と同様にリードした川田騎手を、ルメール騎手が捕まえたまでは同じである。しかも、今年は4ヶ月も早い5月に捕まえたこともあり、大差勝ちするのではないかとも思われていた。
ところが、いざ蓋を開けてみると7月の開催を終えても2人の差はいまだにわずか4勝差でしかない。勿論、2位の川田騎手が遜色ない成績で食らいついているのは大きいが、好調に見えるルメール騎手が勝ち星を伸ばせていないことも確かだ。
以下は7月の開催のルメール騎手の成績。
【12.10.5.30/57】勝率21.1%、連対率38.6%、複勝率47.4%は全体的にはさすがリーディングジョッキーといえる堂々たる成績だ。
3歳以上の条件では【12.4.3.22/41】勝率29.3%、連対率39.0%、複勝率46.3%と1、2番人気で11勝の計12勝を挙げている。
注目したいのは2歳戦のみに限定した場合だ。
【0.6.2.8/16】勝率0%、連対率37.5%、複勝率50.0%と大きく数字を下げていることがわかる。しかも騎乗馬の人気の内訳も3番人気以内が14鞍とほぼ人気サイドであり、人気を大きく裏切った格好だ。
「一時は川田騎手が首位を奪い返したこともあったように、ルメール騎手の勝ち数が伸び悩んでいる印象がありました。振り返ってみると確かに2歳戦では目立っていませんでしたね。期待の大きかったアークライトも新馬、未勝利と連敗してしまいましたし、これといった大物と巡り会えていないようです。
とはいえ、それ以外の条件でしっかりと成績を残していますから、特別スランプという訳でもなさそうですよ。強いて挙げるとすれば、キャリアも浅く能力が未知数な2歳馬だけに期待外れに終わった馬が多かったということでしょうか」(競馬記者)
現在、日本一馬質に恵まれているのは間違いなくルメール騎手だ。だが、そこまでの地位に上り詰めることが出来たのは、結果を残して来たからこそである。
全体成績では問題がないように、これだけで不調と決めつけるのは早計だろう。
ただ、馬券攻略のヒントとしては、回って来るだけで勝てそうな馬の騎乗が多い条件よりも、2歳戦でも同じように人気になるルメール騎手を疑ってみるという穴狙いはありかもしれない。
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