GJ > 競馬ニュース > リープフラウミルヒ反撃の準備は整った!?
NEW

JRAクイーンS(G3)リープフラウミルヒ反撃の準備は整った!? 激走を予感させる「買い条件」とは

JRAクイーンS(G3)リープフラウミルヒ反撃の準備は整った!? 激走を予感させる「買い条件」とはの画像1

 8月2日、札幌競馬場で開催される牝馬重賞クイーンS(G3)だが、上位人気が予想される馬に不安要素も多く、一筋縄ではいかなさそう雰囲気がある。例年であれば、3歳馬が強いレースも、今年は出走馬がいない。展開次第で勝ち馬が変わりそうな混戦だけに穴馬の激走には注意を払いたい。

 穴で魅力なのはリープフラウミルヒ(牝5、美浦・相沢郁厩舎)。重賞初挑戦となった2走前の福島牝馬S(G3)では16頭立ての13番人気という低評価ながらもフェアリーポルカの2着に入る激走を見せた。だが、これを評価されて6番人気の支持を受けたマーメイドS(G3)では見せ場なく11着の大敗に終わる。

 これだけで2走前の福島牝馬Sで2着に入ったことをフロック扱いしてしまうには早計かもしれない。舞台が札幌に替わり、丹内祐次騎手に手綱が戻ることは大きな歓迎材料だろう。

 まず、強調できるのは札幌の芝コースとの相性の良さである。これまで3度の出走で【2.0.0.1】と3戦2勝、今年の出走メンバーでは最多となっている。一瞬の切れる脚よりも、長くいい脚を使える父ステイゴールドの特徴を受け継いでいることも平坦小回りの福島や札幌との相性の良さに繋がっているのだろう。

 さらに心強い味方となるのは丹内騎手が騎乗することだ。丹内騎手はリープフラウミルヒに8回騎乗しているが、コンビでの成績は【3.1.1.3】と8戦して3勝、2着1回、3着1回と好結果を出している。

 昨年の函館記念(G3)では9番人気のマイネルファンロンで2着と穴を開け、今年の函館2歳S(G3)でも10番人気リンゴアメで制したように、北海道開催の丹内騎手は注目の存在でもある。

「芝1800m条件でクイーンSと同じ距離だった昨年の藻岩山特別(2勝クラス)の勝ち方が印象に残っています。

このとき3着に負かした相手のトーセンスーリヤが今年の新潟大賞典(G3)で重賞初制覇を決めたように、リープフラウミルヒもこれに続きたいところです。

今回は人気もなさそうですし、丹内騎手の思い切った騎乗に期待したいですね」(競馬記者)

 1年ぶりに戻って来た札幌の地で、リープフラウミルヒは初重賞勝ちを飾ることができるだろうか。

 馬券的な妙味からも注目のコンビとなりそうだ。

JRAクイーンS(G3)リープフラウミルヒ反撃の準備は整った!? 激走を予感させる「買い条件」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆