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JRA関屋記念(G3)クリノガウディーは危険な人気馬!? 新潟好走条件から浮上する「爆穴」の激走に勝算あり

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 「○」はエントシャイデン(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)に期待する。昨年2月の節分S(3勝クラス)の1着を最後に長らく低迷が続いたが、今年3月の六甲S(L)で3着と久々に好走。近5走は京王杯SC(G2)こそ9着と敗れたが、それ以外の4戦はすべて3着以内に入っている。

 鞍上の川須栄彦騎手とのコンビも2戦して1着、3着と好相性。プリモシーンと同じくディープインパクト産駒であり、初重賞勝ちまで期待できるかもしれない。

 「▲」はグルーヴィット(牡4、栗東・松永幹夫厩舎)が面白い。

 優勝した19年の中京記念(G3)では2着にクリノガウディー、3着にプリモシーンを下している実力馬である。12日の最終追い切りでは、栗東の坂路で4ハロン51.0-36.5-23.6-11.8と抜群の好時計をマーク。1週前にも同じく4ハロンで51.2-37.0-23.9-11.7と攻めており、5月の京王杯SCを3着以来の休み明けでも臨戦態勢は整った。

 ロードカナロア産駒が、好成績を挙げていることも追い風となりそうだ。

 「△」はトロワゼトワル(牝5、栗東・安田隆行厩舎)の前残りに警戒したい。

 前走の中京記念を見せ場なく惨敗したが、追い込んだ馬が掲示板を独占したように不向きな展開だっただけに度外視が可能だ。ここは2走前のヴィクトリアマイル(G1)でプリモシーンに先着した4着を評価する。

 460キロ前後で好走していた馬が、472キロの太目残りだったことも粘りを欠いた原因とも推測される。栗東の坂路で55秒3と軽めの最終追い切りも影響があっただろう。これについては陣営も意識しているようで、今回は1週前に同じ栗東の坂路で52秒9、最終追い切りで52秒4としっかり負荷をかけた。この馬もまたロードカナロア産駒だ。

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