
JRA武豊×ピンクカメハメハに“天”からの試練!? 札幌2歳S(G3)「勝率半減」の苦難を乗り越え、惨敗の悪夢を払拭できるか
5日、札幌競馬場で札幌2歳S(G3)がフルゲート14頭立てで開催される。白毛馬ソダシなど、北海道開催を賑わせた2歳馬が重賞制覇を目指して出走する。
その中でも、1番人気が予想されるのはピンクカメハメハ(牡2歳、栗東・森秀行厩舎)だろう。
函館芝1800mのデビュー戦で、2着に4馬身差をつける勝利を飾ったピンクカメハメハ。レースはハナを切るも、向こう正面でスローペースを嫌った馬が捲って先頭に躍り出た。それでも、ペースを乱すことなく2番手を追走。4コーナーで再び先頭に立つと、そのまま押し切り勝ちを決めた。楽な手応えでの圧勝は、ポテンシャルの高さとも言えるだろう。
レース後、武豊騎手は「外から他馬が来たときも難なく対応したし、1800mで勝てたことは大きい」と今後に期待を寄せるコメントを残した。
デビュー戦の内容もさることながら、血統面も注目を集めている。
半姉のスイープトウショウはG1・3勝を挙げた名牝。2005年の宝塚記念(G1)ではハーツクライ、ゼンノロブロイ、タップダンスシチーといった強力な牡馬相手に勝利を収めている。
スイープトウショウが半姉と聞くと、年齢差から違和感を覚えるかもしれない。だが、母タバサトウショウは25歳という高齢でピンクカメハメハを出産。そのため、半姉と17歳も年が離れているのだ。
期待の良血馬は札幌2歳Sで重賞制覇といきたいところだが、「1枠1番」を引き当てたことで暗雲が立ち込めはじめた。
先週のキーンランドC(G3)で、1番人気のダイアトニックが1枠1番から発走して、15着に惨敗したばかり。奇しくも、鞍上は同じ武豊騎手である。
「高松宮記念(G1)で重馬場をこなしているダイアトニックですが、キーンランドCは洋芝の重馬場という特殊な環境が堪えての敗戦だったようです。馬場も内の方が荒れているので、内枠発走も大きく影響したはずです。先週の日曜は他にも内枠の馬が苦戦していましたからね」(競馬記者)
実際に、先週日曜の札幌芝コースの傾向を確認すると、外枠有利が浮き彫りになる。
1~4枠[2-1-4-36] 勝率4.7%、連対率7.0%、複勝率16.3%
5~8枠[6-5-3-38] 勝率11.5%、連対率21.2%、複勝率26.9%
1~4枠の勝率は、5~8枠と比較すると「半分以下」の数字であることがわかる。良馬場で行われた前日の芝レースは、内外の差はほとんどなかったため、重馬場が枠順にも影響を及ぼしたということだろう。
そこで気になるのが今週末の天気だ。4日13時現在、土曜は雨のち曇りの予報。降水確率は午前が70%、午後が60%で、馬場への影響が懸念される。また、先週の開催で芝もかなり痛んでいることが予想されるため、内枠不利の傾向は今週も続くのではないだろうか。
2週連続で1枠1番を引き当てた武豊騎手。ピンクカメハメハで先週のリベンジをできるだろうか。名手の手綱捌きに期待したいところだ。
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