JRAスマイルカナVS昨年レコード圧勝トロワゼトワルの“逃げ馬対決”が実現! 開幕週の中山で快速馬同士のスピード勝負に注目【京成杯AH(G3)展望】
休み明けのルフトシュトローム(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は、古馬と初顔合わせを果たす。
前走のNHKマイルC(G1)にD.レーン騎手で挑戦し5着。後方でじっくりと足を溜め、最後の直線では群を割って伸びたが、届かなかった。だが、勝ち馬ラウダシオンが2番手で進み、2着に逃げたレシステンシアが続くなど、典型的な前残りの展開ながら、後方から5着に入ったことは評価に値する。
今回はニュージーランドT(G2)で勝利した際に騎乗していた石橋騎手に戻る予定。重賞2勝目を狙う。
アンドラステ(牝4、栗東・中内田充正厩舎)は重賞初制覇を狙う。
今年に入ってパールS(3勝クラス)を勝利して、OPクラス入りを果たした。重賞初挑戦となったエプソムC(G3)では4着、関屋記念(G3)では3着と、勝利にまであと一歩のところで涙を飲んでいる。
今回は岩田望来騎手からC.ルメール騎手に乗り替わる予定。2年連続4回目の札幌リーディングに輝き、勢いに乗る名手の手綱捌きに熱視線が送られる。
低迷脱却のきっかけを掴みたいシゲルピンクダイヤ(牝4、栗東・渡辺薫彦厩舎)。
昨年は和田竜二騎手を背に桜花賞(G1)で2着と好走。今年は飛躍が期待されたが、京都牝馬S(G3)は2番人気に支持されたものの7着。M.デムーロ騎手にスイッチした阪神牝馬S(G2)では4番人気ながら、16着とまさかの殿負け。人気を裏切り続けていた。
だがヴィクトリアマイル(G1)から再度、和田竜騎手に手綱が戻ると6着と復調気配を感じさせる走りを見せた。ここで復活Vを果たし、森中蕃オーナーに芝の平地競走重賞初勝利をプレゼントすることができるか。
これら以外にも、パラダイスS(L)を勝利したアルーシャ、中京記念(G3)3着エントシャイデン、安定感のある走りを見せるミッキーブリランテ、ダービー卿チャレンジ(G3)2着ボンセルヴィーソらがスタンバイ。虎視眈々と上位を狙う。
京成杯AHを制してマイル戦線に名乗りを挙げるのはどの馬になるのだろうか。発走は13日15時45分からだ。
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