
JRA社台ファーム「高期待度」2歳新馬デビュー! 父ディープインパクト×母アメリカG1勝ちに冠名サトノで「鬼に金棒」!?
12(土)、中京競馬場の芝マイル戦(牝馬限定)で、サトノルーチェ(牝2歳、栗東・吉村圭司厩舎)がデビュー予定だ。
母はアメリカのG1ホースで、父がディープインパクト。伯父もアメリカのG1を勝利しているように、期待の良血馬である。
馬名からもわかるように馬主はサトミホースカンパニーの里見治氏で、社台ファームと庭先取引された競走馬だ。
社台ファームの個人馬主への庭先取引と言えば、近年でもカレンブーケドールを輩出した「激熱ライン」だ。里見治氏の所有馬からも、今年のダービーで4着と善戦したサトノインプレッサが出ており、その相性は証明済みと言えるだろう。
「社台ファーム」×「庭先取引」
さらにデータ的には、産駒の所有者が母馬の所有者と同じでない事。同馬主が2回連続で所有していない事。これら2つの条件を満たす馬は、非常に出世する確率が高い。
過去の名繁殖スカーレットブーケの産駒は、その典型的なパターンといえるだろう。
———————–
生年 馬名
馬主 収得賞金
———————–
1994 スカーレットメール
社台レースホース 600
1995 ヴィノロッソ
社台レースホース 200
1996 スリリングサンデー
社台レースホース 1200
1997 グロリアスサンデー
社台レースホース 1200
1998 ダイワルージュ
大和商事 2135
1999 ソフィーズローズ
吉田千津 0
2001 ダイワメジャー
大城敬三 32000
2002 レットバトラー
社台レースホース 2400
2003 キャスケードブーケ
社台レースホース 0
2004 ダイワスカーレット
大城敬三 24450
2005 ブーケフレグランス
社台レースホース 1200
2007 シャガール
山本英俊 1350
2008 ピカソ
山本英俊 0
2010 スカーレットポピー
吉田千津 0
PICK UP
Ranking
17:30更新東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA歴代1位「19万人」の歓声響いたアイネスフウジン! 今年は7万人が入場可能の日本ダービー(G1)、ウマ娘実装であの感動をもう一度
- 日本ダービー「30年ぶり」落馬の坂井瑠星に吉兆サイン!? ドゥラエレーデは宝塚記念(G1)を視野…ダービージョッキー予感させる偉大な先輩の足跡
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償