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JRA白毛初芝重賞勝ち馬ソダシはアルテミスS(G3)へ! リスグラシュー、ラッキーライラックらを輩出した「登竜門」にシラユキヒメ一族の俊英がチャレンジ!!

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JRA白毛初芝重賞勝ち馬ソダシはアルテミスS(G3)へ! リスグラシュー、ラッキーライラックらを輩出した「登竜門」にシラユキヒメ一族の俊英がチャレンジ!!の画像1

 札幌2歳S(G3)を快勝したソダシ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、出世レースとして知られる10月31日に開催予定のアルテミスS(G3、東京・芝1600m)に向かうことがわかった。

 白毛の馬体にブチ模様で人気を博したアイドルホース・ブチコの初仔であるソダシ(父クロフネ)。祖母シラユキヒメの遺伝子はしっかりと受け継がれており、その真っ白な馬体はデビュー前から注目の的だった。

 そのソダシは吉田隼人騎手を背に出走した函館新馬戦(芝1800m)を2着に2馬身半差付けて勝利。そして続く札幌2歳S(G3)では、好位追走から早めに先頭に立つ積極的な競馬を展開し、2着ユーバーレーベンとの激闘をクビ差しのいで優勝。従来の2歳レコードを0秒1更新し、白毛馬で初となる芝重賞制覇を成し遂げている。

 レース後、騎乗した吉田騎手は「瞬発力勝負になるよりは、長く脚を使わせたいと思っていました」と語り、2着馬があがってきたため、「早目に動かされる展開になりましたが、よく押し切ってくれました」とレースを振り返っている。

「まず白毛という“見た目”で、耳目を集めたソダシですが、この2戦でそれだけではなく実力も伴っていることを証明しています。

今後について、管理する須貝調教師は札幌2歳S後に、来春の牝馬クラシックはもちろんのこと、『ダート血統でもあるからいろんなプランがある。オーナーと相談してじっくりと考えたい』と話していました。ですが、結果が出ていることもあり、まずは芝路線をメインにするようです。

ただ洋芝を物ともしないパワフルな走りを見せてくれたものの、それが東京や阪神で通用するかはまた別問題。次のアルテミスSは、今後を左右する試金石的な意味合いも含んでいると思います」(競馬記者)

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 アルテミスSは16年リスグラシュー、17年ラッキーライラック、18年シェーングランツ、19年リアアメリアと、過去の勝ち馬が暮れの阪神ジュベナイルF(G1)や翌年の牝馬クラシックで有力視されたこともあり、牝馬の登竜門的存在となっている。

 今年もソダシ以外に、2連勝でコスモス賞(OP)を勝ったウインアグライア、未勝利戦(札幌芝1800m)で単勝1.1倍に支持されたカランドゥーラを破って勝利を挙げたモリノカンナチャン、9番人気ながら下馬評を覆して勝利したニシノリースなど、世代屈指の素質馬が集い、しのぎを削ると見られている。

 ソダシはアルテミスSでライバルを蹴散らし、牝馬クラシックに名乗りを挙げることができるか。白毛馬の激走を見たい。

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