GJ > 競馬ニュース > ウオッカでさえ越えられなかったダイワスカーレット  > 2ページ目
NEW

元JRA安藤勝己氏「一枚上だった」ウオッカでさえ越えられなかった07年秋華賞(G1)ダイワスカーレットの壁……デアリングタクトは「1強」を再現できるか

 レース後、「今日は馬任せで自分のペースでレースが出来ました。最後もしっかりしています。最後はウオッカが来るのは分かっていましたが、本当に強い馬です」と”想定内”の完勝を回顧したダイワスカーレット陣営と、「最後は来ていますが、1番人気ですからもう少し接戦に持ち込まなくてはいけませんね」と完敗を認めざるを得なかったウオッカ陣営と明暗を分けた。

 その後、4度目の対決となった有馬記念(G1)では11着に惨敗し、2着に入ったダイワスカーレットにまたしても先着を許したウオッカ。悲願のリベンジは翌年の天皇賞・秋の舞台まで待つこととなる。

「対戦成績ではダイワスカーレットが圧倒している印象が強いですが、実はこの2頭の対決はウオッカが5戦すべて上位人気に推されているんですよね。

引退まで完全連対と安定したダイワスカーレットに対し、勝ったレースでは圧倒的な強さを見せつつも、敗れたレースでは脆さを見せることも多かったウオッカの危なっかしいところもファンが多い理由かもしれません」(競馬記者)

 13年前のダイワスカーレットは感冒によりオークスを回避したため、桜花賞、秋華賞を制しながらも牝馬3冠とならなかったが、最強牝馬の一角としての根強い評価がある馬だ。

 デアリングタクトも偉大な先輩と同じく圧倒的な強さを見せつけて、無敗の3冠を成し遂げることが出来るだろうか。

 見事戴冠した暁には、同馬もまた最強牝馬候補として大きく前進するに違いない。

元JRA安藤勝己氏「一枚上だった」ウオッカでさえ越えられなかった07年秋華賞(G1)ダイワスカーレットの壁……デアリングタクトは「1強」を再現できるかのページです。GJは、競馬、, , , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  4. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か