真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.20 20:00
JRA菊花賞(G1)コントレイルに「全集中」福永祐一もはや”迷い”なし!? 「努力の天才」がコンプレックスを払拭した7年前
編集部
この勝利により待望の牡馬クラシック初勝利を手に入れた福永騎手は、勢いそのままに翌週の天皇賞・秋(G1)ジャスタウェイで優勝。それまで未勝利だった古馬の中距離G1の壁をも乗り越えた。
「過去には主戦だった後の2冠馬ネオユニヴァースではなく、エイシンチャンプとクラシックに挑み、結果的に勝つことが出来なかった不運もありました。エピファネイアで菊花賞を勝つまで牝馬でしかクラシックを勝てなかったことは、福永騎手にとってもコンプレックスだったのではないでしょうか。
ですが、この勝利をきっかけに、中長距離のG1でも勝負強さに磨きが掛かったことは確かです。京都の長距離G1である菊花賞、天皇賞・春で人気薄を持って来ることも珍しくなくなりました。かつては頼りないところもありましたが、今の福永騎手なら陣営も安心してコントレイルを任せられるでしょう」(競馬記者)
天才騎手といわれた偉大な父、福永洋一氏も成し得なかったダービージョッキーの称号を手にした福永騎手。父や武豊騎手が天才ならば、福永騎手もまた努力の天才といえる。
挫折を乗り越え、ようやく巡り会えたスターホースと偉業に臨む今週末は、騎手人生の集大成となるのではないか。
【注目記事】
■JRA池添謙一「オルフェーヴルよりヤバい」!? 菊花賞(G1)ヴェルトライゼンデ「狂気」父の血が秘める一発大逆転のポテンシャル
■JRAコントレイル効果!? ワグネリアン、スワーヴリチャード輩出した東京スポーツ杯2歳SがG2昇格へ、クラシックを占う「最重要」ステップに待ったなし
■JRA松山弘平「出会えて幸せ」デアリングタクトで武豊超えの快挙! 皐月賞馬での日本ダービーで「何もできなかった」苦い経験から3年
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!