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2020.10.24 15:00

JRA菊花賞(G1)ヴァルコス「代打」岩田康誠! 14年前に共通点「偶然」の生み出した「必然」が“会心の勝利”を呼び込む!?
編集部
デルタブルースの父、ヴァルコスの母父がともにダンスインザダーク。菊花賞を得意とする血統なのである。
2年前の菊花賞で10番人気ながら3着に入線したユーキャンスマイルも、ヴァルコスと同じく母父がダンスインザダーク。遡ればスリーロールス(8番人気)とフォゲッタブル(7番人気)のワンツーで決まった2009年、ザッツザプレンティの勝った2003年(5番人気)、ヒシミラクルが勝利して大荒れとなった2002年も2着ファストタテヤマ(16番人気)がダンスインザダーク産駒であった。
今回の菊花賞には角居厩舎のアイアンバローズも特別登録をしていたが、収得賞金900万円で非抽選除外。出走が叶えば騎乗する予定だったのが、岩田騎手である。
急遽として騎手変更が決定したヴァルコス。本馬を所有する佐々木主浩氏が、JRA所属ジョッキーで過去にJRAでのG1騎乗を依頼しているのが、福永祐一騎手、内田博幸騎手、C.ルメール騎手、それと三浦騎手、岩田騎手である。
福永騎手は偉業の懸かるコントレイル騎乗、内田博騎手は4連勝で打倒コントレイルに燃えるバビット騎乗、C.ルメール騎手が騎乗するアリストテレスもしっかりと抽選に通った。
佐々木氏のお抱え騎手で唯一騎乗馬がいなかったのが岩田騎手。三浦騎手が乗れなくなった時点で、この選択は「必然」だったのかもしれない。
岩田騎手にとっては「偶然」にも得たヴァルコスへの騎乗チャンス――。
“会心の勝利”は、ステイヤーの血が騒ぎ始めるかに懸かっていそうだ。
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