真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.03 08:00
JRAクリソベリルに並ぶ「鉄板級」軸馬はやはりアノ馬! JBCクラシック(G1)ヒモ荒れ狙いで「激アツ穴馬」が急浮上
文=ハナビ杉崎

3日、大井競馬場でJBCクラシック(G1)が開催される。今年で20回目を迎える交流重賞にJRA、地方それぞれから有力馬が集結した。
過去10年の3連単平均配当は1万2332円と堅い傾向のあるレースだ。特に、スマートファルコンとトランセンドの一騎打ちとなった2011年は250円という驚異的な低配当が飛び出している。
これまでの優勝馬はすべて5番人気以内のJRA勢。きっちりと軸馬を見定めて、小点数で勝負するのが良さそうだ。JBCクラシックをハナビ杉崎が攻略する。

まず「◎」はクリソベリル(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
国内負けなしのダート王を本命に推す。これまでに大井で2勝を挙げており、コース不安はない。また、前走の帝王賞(G1)では大井巧者のオメガパフュームに2馬身差をつける圧勝。ここでは勝ち負け間違いなしの1頭だ。
ただ、地方競馬の良馬場を経験したことがないというわずかな不安がある。しかし、レースはある程度馬場が渋った状態で行われることが予想されるため、不安らしい不安は見当たらない。国内無敗記録の更新は待ったなしか。
次に「〇」はオメガパフューム(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)だ。
大井開催となれば、この馬は外せない。帝王賞で1勝2着1回、東京大賞典(G1)を2勝と、大井の鬼とも呼べる存在だ。今年は平安S(G3)を59キロという酷量を背負いながらも圧勝。昨年は同斤量で3着に敗れていたことから、この1年での成長が感じられる。
また、JBCクラシックは京都開催の18年に2着、浦和開催の19年に2着と、レース相性も良好である。得意の大井で初制覇があるかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
関連記事

JRAアーモンドアイ8冠達成に「疑問」の声続々……天皇賞・秋「忖度は」「牝馬限定戦は」「海外は」見直されるべき「8冠の定義」

JRA天皇賞・秋(G1)キセキ、ウインブライトら「6歳馬」4頭が敗退で「キョウエイプロミスの呪い」がまたも継続!? 37年前の悲劇とは……

JRAフィエールマン「痛恨」の不利だけじゃない!? 天皇賞・秋(G1)マイナス材料すべて払拭、豪脚炸裂2着は「G1・8勝」も狙える器か

JRA「7馬身差」松山弘平メイショウカズサ独り旅! 名伯楽・松田国英師「秘蔵っ子」を撃破……4連勝でダート頂点争いに殴り込み

岩田望来JRA通算99勝から「39連敗」で騎乗停止……「僕の追い方が良くない」メイショウサンガで幻の100勝目も1位降着
















