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ジャパンCの主役でも「全盛期」はまだまだ先!? キタサンブラックの可能性と成長力、そして種牡馬価値は

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 血は同じはずなのですが、キタサンブラックはその類型にはあてはまらないのかもしれません。もともとディープ産駒の多くの特徴である『キレ味』とは程遠いレースをするタイプですし」(競馬記者)

 母父サクラバクシンオーにもかかわらず、G1勝利は3000m以上など、血統などの「傾向」で見れば突然変異とも表現できそうなキタサンブラック。その分、底知れぬスケールも感じさせるのだが……。

「現在の成績は確かに素晴らしいですが、現代競馬がスピード重視である以上、現状の成績ではキタサンブラックの種牡馬入りの評価は低く、ディープインパクト産駒と似た血統の点も不利。清水調教師のコメントを見る限り、今週のジャパンCや有馬記念を勝利しても来年現役を続ける可能性が高いですね。来年の凱旋門賞挑戦も取りざたされていますし、たくさんの”勲章”を持たせて種牡馬入りさせたいのかも。丈夫な馬ですし、来年もバリバリ活躍しそうですね」(記者)

 まだ全盛期は先。それでも今週のジャパンCでは主役なのだから恐れ入る。

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