GJ > 競馬ニュース > レシステンシア2世は穴馬か  > 2ページ目
NEW

JRAファンタジーS(G3)“レシステンシア2世”候補は意外な「穴馬」!? 距離短縮組の好走が「幻想」に終わる理由とは

【この記事のキーワード】, ,

 新馬戦は1400mで8着、前走の小倉2歳で5着と人気薄になりそうなフリード。だが、8月に行われた未勝利戦で計時した芝1200mの持ち時計は2歳レコードの1:07.5と、メンバー屈指の快速馬だ。

 これは1番人気が予想されるヨカヨカのフェニックス賞の走破時計1:07.9を上回っている。いずれも小倉競馬場の芝1200m条件だったことから、時計の比較だけなら見劣らない。持ち前のスピードが活きる開幕週の馬場を味方にできれば面白い存在だろう。

 また、前走の敗因は「重馬場」とはっきりしており、和田竜二騎手も「跳びが綺麗な馬なので、良馬場の方が良いかもしれません」とコメントしていることからも、力負けではなかったと見てもよさそうだ。

 デビュー戦で敗れた1400mの距離不安があるかもしれないが、万全の状態で本領発揮となれば、逃げ切り勝ちも十分にあり得るだろう。

「最終追い切りは栗東坂路で52秒8-12秒2の好時計をマークしています。1週前にも52秒3をマークしており、仕上がりは万全です。陣営も『開幕週の時計勝負は歓迎』と話しており、かなり期待が持てそうです」(競馬記者)

 レコード勝ちを飾った未勝利戦に騎乗した川田将雅騎手は「まだ幼いので、これから良くなりそうです」と伸びしろを感じた様子だった。ファンタジーSはフリードの成長を披露する馬となるかもしれない。

 だが、唯一不安となるのが雨予報……。もし、馬場が渋るようなら前走のような敗戦もあり得るだろう。

 フリードの取捨はギリギリまで馬場状態を見極めることが必要かもしれない。

JRAファンタジーS(G3)“レシステンシア2世”候補は意外な「穴馬」!? 距離短縮組の好走が「幻想」に終わる理由とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分