GJ > 競馬ニュース > デムーロ彷彿 顔振りパフォーマンス!?
NEW

JRAドゥラメンテM.デムーロを彷彿「顔振りパフォーマンス」に唖然!? 岩田康誠「ガッツポーズ」でV字回復「ド派手」なアクションに隠された謎

【この記事のキーワード】,

 7日、阪神競馬の最終12R(1勝クラス)は、1番人気のイズジョーノキセキ(牝3歳、栗東・石坂公一厩舎)が優勝。見事、ファンの支持に応えた。

 最内2列目からレースを運んだ岩田康誠騎手。直線で逃げ馬の外に持ち出すと、力強く抜け出し、2着に2馬身差をつけて快勝した。

 ゴール板を過ぎて岩田騎手が見せたのは、拳を握りしめる「ド派手」なアクション。「1勝クラス」でのガッツポーズに、SNSや掲示板を通じて一部競馬ファンの間で話題となった。

 過去にもウオッカで優勝した2008年の安田記念(G1)など、「ド派手」なガッツポーズでファンを魅了してきた岩田騎手。しかし、重賞レース以外でのガッツポーズともなると、その数はもちろん限られる。

 そんな岩田騎手のガッツポーズが、重賞以外で話題となったのが2016年。奇しくも大きく勝ち鞍を減らした年であった。

 2月14日のすばるS(OP)でニシケンモノノフに騎乗した際は、ゴール手前で顔を左右に振り、ゴール板を過ぎると渾身のガッツポーズ。皐月賞(G1)をドゥラメンテで勝利した際の、M.デムーロ騎手のような喜びを見せた。

「その日は京都記念(G2)がありましたし、すばるSは準メインのオープン戦でした。それにもかかわらず、勝った岩田騎手はゴール後にド派手なガッツポーズ。

その年は、これが特別レースでの初勝利でしたし、嬉しかったのはあるかもしれませんが……。少しばかり唖然としてしまいましたね」(競馬記者)

 また、同年4月10日の福島競馬2R(未勝利)でワイエムデマクールに騎乗した際も、ゴール後に拳を前に突き出すガッツポーズ。確かに8番人気での勝利は会心だったに違いないが、レース後に引き上げてくる際もスタンドに指を差すG1さながらのパフォーマンスを見せていた。

 ここで注目したいのは、その年の成績。大幅に勝ち鞍を減らした2016年だが、翌年は「ガッツポーズ効果」からか成績がV字回復しているのである。

2015年 101勝
2016年 68勝
2017年 83勝
2018年 80勝
2019年 68勝
2020年 43勝(9日現在)

岩田騎手がガッツポーズを見せたイズジョーノキセキだが、ジョッキー自身『もっと上に行ける』と復帰を楽しみにしていた馬だ。地方所属の時から騎乗させてもらっているオーナーでもあり、勝負服も園田時代に自身が使用していたものと同じ色柄。この馬に対する思いが大きかったのもあるだろう。

JRAドゥラメンテM.デムーロを彷彿「顔振りパフォーマンス」に唖然!? 岩田康誠「ガッツポーズ」でV字回復「ド派手」なアクションに隠された謎のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは