真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.29 00:20

シュヴァルグラン「鮮やかすぎる3着」に「福永祐一天才」の声!? 冴えわたる技術で絶好調
編集部

あまりにも、鮮やかなレースだった。
27日のジャパンC(G1)。マイペースの逃げに持ち込んで圧勝したキタサンブラック、末脚を爆発させて2着に食い込んだサウンズオブアース。どちらも全力を尽くした見事なレースぶりだった。
そして、3着のシュヴァルグラン(牡4 栗東・友道厩舎)である。大外枠ということで前走アルゼンチン共和国杯を強いレースで制しながら6番人気だったものの、「最後の最後」、大外から脚を伸ばして3着を確保。人気の一角だったゴールドアクターやリアルスティールに先着してみせた。
繰り返すが、「最後の最後」である。
この言葉が表す意味は2つある。溜めるに溜め込んだ末脚を繰り出し、スタミナの切れた先行馬を最後に差し切ったという意味。もう一つは、「レースが決着した後に」という意味だ。
シュヴァルグランの位置したのは中団のど真ん中。レースのペースを考えれば前有利な状況だったが、鞍上の福永祐一騎手は中団で我慢を続ける。引っかかりもあってスタートから前目を選択したリアルスティールとは対照的である。3コーナーからはさらに後ろの位置取りとなっていた。
案の定、レースはしてやったりのキタサンブラックの逃げ切り勝利。過去最高の仕上げと言われたサウンズオブアースも脚を伸ばしたが届かず。キタサンブラックを見る形で進めたゴールドアクターとリアルスティールはある意味「勝負」にいったわけだが、最後に力尽きてしまった。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇