真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.29 18:37
今年の締めは「武豊フィーバー」で決まり!? 全盛期を超える新たな姿で「G1競走5連勝」「JRA新記録」も現実味?
文=利坊
一時は全盛期を過ぎたかと思われていた武豊騎手だが、今年は復調どころか八面六臂の活躍を見せている。
中央は春の天皇賞に、27日に開催されたジャパンC(G1)をともにキタサンブラックで勝利。年に2度中央G1を勝利するだけでもすごいのだが、それに加えて今年は地方競馬でも「無双中」だ。
春のかしわ記念、夏の帝王賞、秋のJBCクラシックと地方の主要G1をコパノリッキーとアウォーディーで総なめ。地方参戦で見ても13回しか騎乗していないにもかかわらず9勝2着2回3着1回で賞金リーディング6位の離れ業である。今年地方はもはや「庭」状態だ。
さらに「海外G1」のオマケつき。春にエイシンヒカリで仏イスパーン賞を制しており、エイシンヒカリは一時世界ランキング1位の評価を受けた。
今年の武騎手は地方海外合わせてG1競走6勝。海外遠征の多さなどで中央開催の騎乗が減ったこともあり現時点で68勝だが、誰も武騎手が「不調」とは思わないだろう。それほどの存在感を放っている。
「2010年の落馬負傷の近辺までは、末脚を発揮しようと後ろで脚を溜めてレースをする印象が強かったんですが、最近は馬の種類もあるのでしょうが、先行、逃げでレースを進める姿を多く見受けます。もともとそのスタートや折り合いが抜群に上手い騎手ですので、今のレースぶりが合っているようにも思えます。全盛期よりもむしろ自然体の騎乗に見えますね。ベテランの味を感じさせるあたりさすがですよ」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠
- JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意