JRA武豊「これからもよろしくお願いします」調教師・蛯名正義へ“同期らしい”メッセージ。悲願・日本ダービー(G1)でコンビ結成の可能性は……
武豊騎手に心強い仲間が増えたかもしれない。
13日、阪神競馬場で阪神JF(G1)が開催される。上位人気が予想される1頭が武豊騎手のメイケイエール(牝2歳、栗東・武英智厩舎)だ。
3戦3勝の成績で、重賞2勝を誇るメイケイエール。ファンタジーS(G3)の走りは圧巻だった。引っ掛かりながらも、最後の直線で脚色は衰えることなく勝利。さらに勝ち時計は1:20.1でレコード更新のおまけつきと、能力の高さを存分に発揮した。
そんなメイケイエールを管理する武英智調教師は武豊騎手にとって「再従兄弟」にあたる。すでに重賞2勝を挙げている“武武コンビ”がG1を制して、さらに競馬界を席巻するかもしれない。
もうひとり、武豊騎手の近親で忘れてはならないのが弟・武幸四郎調教師だ。
騎手時代にはG1・6勝を挙げ、2016年に調教師試験に合格した武幸四郎調教師。厩舎開業は武英智調教師と同じ2018年だった。これまでに武豊騎手とのコンビで重賞制覇はないものの、先月の新馬戦を快勝したオンラインドリームは注目の存在だ。
父フランケル、母デインドリームという世界的な超良血馬は武豊騎手も「秘めた素質をじっくりと伸ばして行ってほしい馬」と将来に期待を寄せた。メイケイエールの再従兄弟タッグに続いて、兄弟タッグで重賞制覇できるか熱い視線が注がれている。
調教師界に2人の近親者という強い味方がいる武豊騎手だが、新たに縁のある人物が調教師に転身することになった。
10日、JRAは2021年度の新規調教師免許試験の合格者を発表。蛯名正義騎手が3度目の受験で、ついに合格した。
1987年にデビューした蛯名騎手。同期には武豊という大スターがいる中で、騎手生活がスタートした。2001年にリーディングを獲得した際には「同期にユタカがいたからね。ユタカがやっていることをまねしていたらここまで来られた」とも語っている。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【菊花賞(G1)展望】ダノンデサイル×横山典弘VSアーバンシック×C.ルメール!淀の3000mで長距離の名手が激突
- 【富士S(G2)展望】ジャンタルマンタルVSセリフォスの新旧マイル王対決! 待望のG1制覇へソウルラッシュも虎視眈々
- 「秋華賞定番」桜花賞馬VSオークス馬対決の行方…データではステレンボッシュ優勢もチェルヴィニアに見逃せない反撃材料
- JRA・G1「トレンド継続」で武豊らにチャンス到来!? 秋華賞(G1)有力馬に騎乗する今年G1未勝利ジョッキーは?
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
- 【秋華賞】チェルヴィニア、ステレンボッシュに重大な不安発覚?牝馬三冠最終戦は“マジックキャッスル級穴馬の下剋上も浮上”で波乱必至!
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目
- 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
関連記事
JRA武豊が騎乗し、武幸四郎が手掛ける「15冠」オンラインドリームの次走が決定! 「世界的良血馬」クラシック戦線へ視界良好
JRA阪神JF(G1)武豊「能力相当ある」メイケイエール距離延長問題なし!? 白毛一族“異色”の素質馬はレシステンシアに続けるか
JRA武豊が阪神JF(G1)で「横山典弘超え」狙う!? 相性良好「はとこ」武英智師メイケイエールでJRA・GI最長間隔勝利記録更新なるか?
JRA武豊「復活の兆し見せてくれた」10番人気インティ低評価に大反発! チャンピオンズC(G1)クリソベリルに先着……番狂わせ起こしたレジェンドの神騎乗
JR武豊「強かったね」ヤマニンルリュール出遅れてもレコード更新の大楽勝! 来年の牝馬クラシックパートナー候補誕生か