
桜花賞過去10年を徹底検証! 「大穴」をあける「人気薄激走馬」の傾向とは?

いよいよ週末に迫った桜花賞。メジャーエンブレム、シンハライト、ジュエラーの三頭が注目を集めているようだが、一筋縄でいかないのが3歳牝馬クラシック。
1番人気の信頼度は過去5年で1勝のみと決して高くなく、2015年は単勝1.6倍のルージュバックが9着、2013年は武豊騎手騎乗のクロフネサプライズが4着、2012年も福永祐一騎手騎乗のジョワドヴィーヴルが6着に負けている。
さらに昨年は5→7→8番人気で決着して三連単23万3,390円、2013年は7→2→14番人気の決着で三連単67万9,300円、2008年は12→15→5番人気という大波乱の決着で三連単700万2,920円という超高配当も飛び出しているように、桜花賞は波乱含みのレースなのだ。
マスコミの報道に踊らされて人気馬に注目するなとは言わないが、荒れる要素が多いレースこそ万馬券狙いで「一攫千金」を狙いたいもの。そこで今回は桜花賞の過去の傾向とそこから浮上する「超穴馬」について検証したいと思う。
過去10年において10番人気以下で3着以内の馬券に絡んだのは4頭。
2008年
・レジネッタ(12番人気1着)
騎手:小牧太 厩舎:浅見秀一
馬主:社台レースホース 生産:追分ファーム
・エフティマイア(15番人気2着)
騎手:蛯名正義 厩舎:鹿戸雄一
馬主:吉野英子 生産:ノーザンファーム
2010年
・エーシンリターンズ(11番人気3着)
騎手:福永祐一 厩舎:坂口正則
馬主:栄進堂 生産:栄進牧場
2013年
・プリンセスジャック(14番人気3着)
騎手:福永祐一 厩舎:加用正
馬主:協栄 生産:タバタファーム
この4頭から注目されるポイントは、
・ベテラン、リーディング上位騎手が騎乗
・2勝以上
・4頭中3頭が関西馬
・桜花賞までの最後の勝利が4番人気以下
※単勝は100倍未満
となっており、この条件で今回の出走馬から注目されるのは以下の4頭だ。
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