JRA武豊VS識者論争再び!? 菊花賞は「3000m」の必要があるのか?「理由がない限り出ないレース」コントレイルがジャパンCで敗れた「1000mの差」
激動だった2020年の競馬も全日程を消化し、JRA(日本中央競馬会)は前年比103・5%となる2兆9834億5587万2000円の年間売上を記録した。
様々な興業が新型コロナウイルスの影響によって深刻なダメージを受ける中、9年連続となる売上増。改めて「競馬」の人気ぶりが浮き彫りとなった。
そんな競馬人気に大きく貢献したのが、三冠馬3頭が激突したジャパンCだ。NHKのニュース番組で取り扱われるなど、競馬の枠組みを超えた注目を集め、272億7433万4600円の売上は前年比147.5%。今世紀最高を記録している。
また、ジャパンCには及ばなかったものの三冠の最終戦となる秋華賞、菊花賞もそれぞれ前年比140.1%、130.4%を記録。牝馬のデアリングタクト、牡馬のコントレイルの無敗三冠が懸かった一戦として例年以上の注目を集めた。
そんな競馬の売上にも大きく貢献したデアリングタクトとコントレイルだが、世紀の一戦と称されたジャパンCでは、先輩の三冠馬アーモンドアイにキャリア初の敗戦を喫している。
ただ一方で、三冠馬3頭の前走の「走行距離」に大きな差があったことは見逃せない。
「デビュー以来、初めて一生懸命に走った。それも(前走が)3000mだったので、普通にダメージはあった」

これはジャパンC前の共同会見でコントレイルを管理する矢作芳人調教師が、管理馬の状態を聞かれて発した言葉だ。その背景には、コントレイルが決して3000m向きの馬ではなかったことが挙げられるが、それ以前に菊花賞がJRAでわずか6つしかない「3000m超えのレース」の1つであることにも問題があったといえる。
実際に、ウオッカが牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制した2007年以降、菊花賞に出走したダービー馬はわずか3頭しかいない。その内、2頭はオルフェーヴルとコントレイルであり、つまりは「三冠」という明確な理由……もっと言えば「出ざるを得ない理由」があったということになる。
つまり、現代の3歳牡馬たちにとって、皐月賞から日本ダービーはそれなりの理由がない限り出るレースだが、日本ダービーから菊花賞はそれなりの理由がない限り出ないレースになっているということだ。
無論、夏を挟む分調整が難しくなる事情もある。だが各陣営が菊花賞を敬遠する理由は、単純な距離適性よりも、長距離戦を使う「消耗度」を懸念していることが大きい。
例えば、菊花賞と同じ長距離G1として名を馳せる天皇賞・春に着目したい。
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