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JRA福永祐一は「中京の芝限定」田辺裕信は「中山ダート1200m」2021年JRA好スタートの“今だから買える”騎手・調教師・生産者をまとめてみた

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■調教師編

◎関東
“前走5着以内に注目!”
戸田博文【4.2.1.3】
勝率40% 連対率60% 複勝率70%

 先週までに10頭が出走し、特別戦2勝を含む4勝。勝率も連対率も素晴らしく、芝ダート距離コースを問わず好成績をおさめている。前走が5着以内であれば6頭中5頭が馬券に絡んでおり、馬券購入時は前走の着順をチェックしたい。


“平場のダート戦が狙い!”
久保田貴士【3.1.0.3】
勝率42.9% 連対率57.1% 複勝率57.1%

 特別戦以上での勝利はないが、単勝256倍16番人気グリームエースの勝利など、平場戦では【3.1.0.1】の安定度。さらにダートの平場戦に絞れば【2.1.0.0】とパーフェクト連対であり今後も見逃せない。


◎関西
“とにかく買えるが、あの騎手だけは消し!”
安田隆行【5.4.0.9】
勝率27.8% 連対率50% 複勝率50% 重賞1勝

 現在東西リーディング1位。勝率、連対率ともに文句なし、さらに重賞1勝、オープン特別1勝も素晴らしい。芝ダート、コースを問わず安定しているが、重賞を除く特別戦はなんと4戦3勝2着1回でパーフェクト連対。特別戦の安田厩舎は黙って買いだ。

さらに馬券に絡むパターンはハッキリしていて、重賞を除き、前走4着以内ならすべて3着以内に好走、前走5着以下は10頭いて2着が1回のみ。重賞以外で前走4着以内に好走していれば、絶対に馬券から外してはならない。

ただしこの安田厩舎でも買いにくい部分が一つある。それがあるトップジョッキーが騎乗した時だ。今年の安田厩舎はこれまで5着以下が8回あるが、なんとそのうち7回は北村友一騎手でのもの。厩舎の全成績は、この北村騎手を除けば【4.4.0.2】で勝率40%・連対率80%という凄まじいハイアベレージ。安田厩舎で効率よく的中を狙うなら、北村騎手は割引だ。


■生産者編

“重賞は4戦全勝! 王者は揺るがず!”
ノーザンファーム

 2021年もノーザンファームの独壇場だ。ここまで行われた4つの重賞レースはすべてノーザンファームの生産馬が勝利。中山金杯(G3)は3頭出しで1着2着、京都金杯(G3)は3頭出しで1着4着、シンザン記念(G3)は5頭出しで1着2着4着5着、フェアリーS(G3)は3頭出しで1着3着と上位を独占状態。今週以降も重賞では絶対に外せない。ただし何故か中山のダートは買えない。ここまで15戦して1着も2着もなく3着が1回のみなのだ。ノーザンファームの生産馬だからといって、中山のダートに出走してくれば疑ってかかるべきだろう。


“冬のダート適性抜群の生産馬”
グランド牧場

 中山ダートで【1.4.0.2】の好成績。勝率は14.3%だが、連対率は71.4%の高数値。生産馬は過去3年で芝11勝・ダート94勝と圧倒的にダートに良績を残しており、特に冬場のダート戦で結果を出している。2月までのダート戦は要注意だろう。


“条件問わず生産馬が好走”
レイクヴィラファーム

 ポルックスステークスをダノンスプレンダーが勝ち、フェアリーステークス(G3)はホウオウイクセルが2着に好走。6~8番人気の穴馬も馬券に絡むなど、ここまで生産馬は勝率18.2%・連対率36.4%・複勝率45.5%の好成績。8番人気以内の8頭で連対率は50%だから、今の勢いは侮れない。成績はともかく8番人気以内なら押さえが必要だ。


 以上、2021年に好スタートを決めた騎手、調教師、生産者を紹介した。高倉騎手の勢いは続くのか、ノーザンファームの重賞連勝は止まるのか。ここで取り上げた関係者や生産馬が、今週以降どんな結果を見せるか楽しみだ。

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