JRAラヴズオンリーユー乗り替わりの「裏事情」、ワグネリアン「手術の効果は……」京都記念(G2)「マル秘情報」でG1馬の取捨が簡単に!?
「▲」はラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
前走の有馬記念(G1)は10着に惨敗しているが、2走前のエリザベス女王杯(G1)を評価する。京都記念と同じコースでラッキーライラックと0秒1差、サラキアと同タイムで走っており、負けた相手はどちらも有馬記念で好走した。この2頭に肉薄したということは、中山よりも阪神にコース適性があるということだ。
「2走前あたりから復調していますし、この中間は川田将雅騎手と密に連携しています。馬の気持ちやフォームなどを意識して仕上げてきました。これで負けたら仕方がないくらいです」(厩舎関係者)
今回の鞍上はM.デムーロ騎手から川田騎手に乗り替わりとなる。衝撃的な発表だったが、これは以前から話が上がっていたようだ。
「馬主側は乗り替わりを直訴しましたが、矢作先生が乗り替わるなら坂井瑠星騎手と主張していたようです。それならデムーロ騎手の継続と、馬主側が折れたのですが、さすがに有馬記念の騎乗で先生も決意したという話です」(競馬記者)
「△」はモズベッロ(牡5歳、栗東・森田直行厩舎)だ。
昨年の宝塚記念で3着に好走した実績は見過ごせない。秋はケガで予定通りにレースを使えなかったが、叩き3戦目で好走必至だ。
「前走で馬体も回復して復調の兆しを見せました。もう少しスムーズに上がっていければもっと際どかったと思いますよ。復帰3走目で状態は更に上向いているし、頭数が少なく捌きやすいというのも好条件です」(厩舎関係者)
唯一の懸念材料が、騎乗停止の池添謙一騎手から三浦皇成騎手に乗り替わりとなることだ。先週のきさらぎ賞(G3)で三浦騎手は1番人気ランドオブリバティで3着と人気を裏切った。また、過去5年の阪神芝コース成績は[1-1-3-32]で勝率わずか2.7%。関西での騎乗機会が少ないとはいえ、かなり厳しい数字だ。鞍上不安が評価を下げた要因である。
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