JRAラヴズオンリーユー乗り替わりの「裏事情」、ワグネリアン「手術の効果は……」京都記念(G2)「マル秘情報」でG1馬の取捨が簡単に!?
14日、阪神競馬場で京都記念(G2)が開催される。G1馬が2頭いるとはいえ、やや手薄なメンバー構成であることは否めない。
昨年こそ3連単1770円と堅い決着だったが、過去10年の3連単平均配当は2万5185円と波乱の傾向にある。しかも、今年は阪神開催ということでますます難解だ。実績馬も近走不振ということで全幅の信頼を置けず、人気薄が勝利しても不思議ではない。はたして今年も堅いのか、それとも……。「強力現場情報」をもとに京都記念をハナビ杉崎が攻略する。
先週の東京新聞杯(G3)は「〇」カラテが優勝、「△」シャドウディーヴァが3着だった。しかし、12番人気のカテドラルは押さえることができず、「◎」ロードマイウェイが12着という散々な結果。それでも、攻めの姿勢は崩さずにいきたい。
今年の京都記念が行われる阪神芝2200mは宝塚記念(G1)と同じコース。外枠有利で知られる宝塚記念だが、これは開催が進んで内の芝が荒れることが原因にある。開幕週に行われる京都記念は状況が異なることを頭に入れておいた方が良さそうだ。むしろ、予想外の前残りに警戒する必要があるかもしれない。
それを踏まえて、「◎」はダンビュライト(セン7歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
一昨年の勝ち馬。これまでの重賞2勝はどちらも2200mの距離で、絶好の舞台となるだろう。去勢後は天皇賞・春(G1)で9着、宝塚記念で9着、京都大賞典(G2)で7着。パッとしない成績だが、今回の相手であれば勝ち負けも十分にあるだろう。また、ハナを主張しそうな馬がいないため、単騎逃げ濃厚なこともプラス材料だ。
「ステイヤーズS(G2)は左前脚球節のフレグモーネで出走取消になりました。ノーザンファームしがらきに放牧に出し、1月半ばにはトレセンに戻ってきました。調教の動きはいいですし、レースで力が出せる状態です。あとは当日のテンション次第だと思います」(厩舎関係者)
18年の天皇賞・秋(G1)では本馬場入場後に戸崎圭太騎手を振り落として放馬。疲労が著しいことから出走取り消しになるというヤンチャな面を見せた。だが、去勢後はそれほど気の悪さを見せておらず、力を発揮できるはず。そこまで人気しないと思われるため、思い切って本命に指名する。
次に「〇」はダンスディライト(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)だ。
前走、阪神芝2200mのオリオンS(3勝クラス)を優勝し、オープン入りを果たした。好位抜け出しで、実力馬ヒートオンビートの追撃を半馬身差で凌いだ走りは重賞級と見る。初重賞とはいえ、相手関係を考えればチャンスがありそうだ。未知の魅力に期待したい。
「調教はあまり走るタイプではないのですが、最近はしっかりと動いています。前走で手綱を取った福永祐一騎手が成長を実感してくれていましたが、さらに力を付けたのかなと思います。重賞で相手は強くなりますが、どこまでやれるか楽しみです」(厩舎関係者)
母ダンスインザムードはマイルG1・2勝ということで、マイラーのイメージが強い。だが、天皇賞・秋で2着1回、3着1回と中距離でも結果を残している。良血馬を甘く見ないほうがいいだろう。
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