
JRA武豊を遥かに超える「新人騎手No.1」は規格外!? 骨密度が70歳の老人並……武幸四郎“2世”に待つ苦難の道
17日、JRA(日本中央競馬会)のトレーニングセンターで、今年3月にデビューする新人騎手8人のムチ贈呈式が行われた。
今年の注目は、なんといっても女性騎手の古川奈穂騎手と永島まなみ騎手だろう。藤田菜七子騎手以来、5年ぶりとなる女性騎手2人は早くから大きな注目集めている。複数の女性騎手の誕生は、福永祐一騎手や現在ホースコラボレーターとして活躍する細江純子さんら「花の12期生」以来、25年ぶりとなるだけに競馬界にとっても大きな1年となりそうだ。
その一方で、女性騎手に隠れる形となってしまった男性騎手にも注目したい。特に松本大輝騎手は、その身長が早くも一部のファンや関係者の話題に上っている。
「でかい……」
ムチ贈呈式など、今年の新人騎手一同が並んだ写真を見て、思わずそう独り言ちたファンも少なくないのではないだろうか。8人の中で、ひときわ目立つ背丈。それもそのはず、松本騎手はすでに176㎝と、一般人の中でも長身の部類に入る身体の持ち主だ。
長身の騎手と言えばやはり武豊騎手が有名だが、それでも身長は170㎝。ちなみに先述した福永騎手は160㎝。これだけを見ても松本騎手は、ジョッキーとして“規格外”の体格の持ち主と言えるだろう。
多くのスポーツにとって、“規格外”は褒め言葉。身長はそれだけで大きな武器になるシーンも珍しくないが、こと厳しい体重制限を強いられるジョッキーに限って“規格外”は致命傷にもなりかねないハンデだ。
「競馬学校に入学した際は同期と比べて頭一つといった程度でしたが、今では頭一つと肩以上……競馬学校の3年間で、さらに伸びてしまったようですね。
一般的にジョッキーの理想的な体重は48kgから52kg程度ですが、176㎝のBMI(標準体重)は68.1kg。これだけを見ても、松本騎手が如何に難しい状況にあるのかがわかります。長身の騎手は体を深く折りたたむ分、『馬に乗った際に美しく見える』と言われますが、一方で減量苦を理由に引退する騎手はそう珍しくありません」(競馬記者)
ただ、そんな松本騎手の参考になりそうなのが、武幸四郎元騎手(現調教師)の存在だ。
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