GJ > 競馬ニュース > 有馬記念史に残る中山マイスターの記憶!  > 2ページ目
NEW

JRA蛯名正義「まさか勝つとは」有馬記念史に残る中山マイスターの記憶! 最強牝馬を退けた”お祭り男”の誕生…… 中山記念(G2)でラストサプライズを起こせるか

【この記事のキーワード】, ,

 そのままセーフティリードを保った9番人気の伏兵は、1着でゴール板を駆け抜ける。蛯名騎手は右手の人差指を立てて大きくガッツポーズ。3着に6番人気ダイワメジャーが入った3連単の払戻しは80万880円という大波乱のグランプリを演出したのだった。

 レース後、蛯名騎手も「いや〜、ビックリしましたね。4コーナーでも十分手応えが残っているし、いいところはありそうと思っていましたが、まさか勝つとは……」と振り返ったほどの劇的勝利。それとともに「天皇賞の時とは比較にならないくらい状態がよかったですね。今日は気楽に乗れたのもよかったですね。本当に感謝したいですね」と、パートナーを労った。

 その後、2年連続出走した有馬記念で08年は12着、引退レースの09年は7着と敗れたものの、日経賞を勝利してオールカマー連覇も成し遂げたマツリダゴッホは歴史に残る中山巧者だった。蛯名騎手との名コンビぶりは競馬ファンの記憶に深く刻まれたに違いない。

 騎手人生最後の重賞となる今週末の中山記念(G2)で、ゴーフォザサミットに騎乗する蛯名騎手。ラスト重賞で我々に再びサプライズを見せてくれるだろうか。熟練の手綱捌きに期待したい。

JRA蛯名正義「まさか勝つとは」有馬記念史に残る中山マイスターの記憶! 最強牝馬を退けた”お祭り男”の誕生…… 中山記念(G2)でラストサプライズを起こせるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬