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2021.02.28 07:00

JRA中山記念(G2)松山弘平ヒシイグアス「消し」で横山典弘は歓喜!? バビットにも不安点……「現場激アツ情報」が波乱を射止める!
文=ハナビ杉崎
「▲」はバビット(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
ここ2戦は二桁着順の大敗が続いたが菊花賞(G1)、有馬記念(G1)はメンバーも強い上に距離も長かった。陣営も「母系からスピードを受け継いでいて、本質はマイル~2000がベスト」と強気。1800mという距離に対しても「ラジオNIKKEI賞(G3)のパフォーマンスが1番良かった」と5馬身差の圧逃劇を持ち出すなど自信満々だ。
開幕週の馬場を考慮しても、本来なら本命視してもおかしくない。だが、バビットと同じ明け4歳牡馬の不振ぶりが気にかかる。ここまでの重賞勝ちは菊花賞(G1)でコントレイルに迫ったアリストテレスのAJCC(G2)だけ。人気になって飛ぶケースも多く。世代レベルそのものが低い可能性は否めない。
重賞2勝はこのメンバーなら胸を張れるバビットだが、いずれも同世代が相手。条件が大きくプラスに働くため「▲」としたが、昔から三冠馬の出た同世代のライバルたちは、古馬になって大きく苦戦している。過信は禁物だ。
「△」にはクラージュゲリエ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)を指名する。
アンドロメダS(L)2着、日経新春杯(G2)3着と上り調子に見えるが、元々相手なりに走れる馬。3走前のカシオペアS(L)は10着だが、勝ち馬からは0.5秒しか離れていない。今回も上位争いには加わりそうだが、4着から6着あたりも充分にあると見て「△」に留めた。
ただし、プラス材料もある。C.ルメール騎手が騎乗する点はもちろんだが、特筆すべきは除外の可能性があったにもかかわらずルメール騎手を確保していた点だ。逆に言えば、陣営に自信がなければ、出れるかどうかもわからない馬で4年連続リーディング騎手を縛ったりはしない。追い切りの動きも、この馬なりに動いていたようだ。
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