真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.03.06 11:00
JRA福永祐一「シーザリオの名前を残していきたい」毎日杯(G3)ルペルカーリアに懸ける思い「好相性」も相まって馬券圏内はほぼ確実!?
編集部
兄たちに並ぶ「G1制覇」へ――。
今月27日、阪神競馬場で行われる毎日杯(G3)に、ルペルカーリア(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が出走を予定している。
ルペルカーリアは、先月27日に他界したシーザリオを母に持つ良血馬。シーザリオは現役時に日米オークスをともに制した活躍馬だが、繁殖牝馬としても日本競馬界に大きな功績を残した。
これまでにエピファネイアやリオンディーズ、今年1月に引退したサートゥルナーリアとG1馬を3頭輩出。主戦を務めた福永祐一騎手は『スポーツ報知』の取材に対し「競走馬としてだけではなく、母としても3頭も種馬を出した本当に偉大な馬。現役生活はそんなに長くなかったけど、もっと活躍してくれると思っていたので残念」と別れを惜しんだ。
福永騎手はシーザリオだけでなく、その産駒であるエピファネイアにも騎乗。ルペルカーリアでも主戦を務め、前走の未勝利戦を2着に3馬身差をつけ快勝している。
「シーザリオの名前を残していきたい」
そう語った福永騎手。シーザリオが死んだ今、ルペルカーリアに懸ける思いはひとしおだろう。
しかし、次走として予定する毎日杯にはルペルカーリアにとってマイナスとなるデータがある。過去10年で未勝利戦からの参戦は【0-0-0-13/13】と一度も馬券にすら絡めていないのだ。
とはいえ、この13頭は全て上位人気ではなく、最も人気を集めたのは5番人気だった2016年のディープエクシード。前走の圧勝からも、今まで未勝利勝ちから参戦した馬たちと比べるのは早計かもしれない。
そして、そんなルペルカーリアにとって頼りとなるのが、やはり鞍上の福永騎手だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA三強対決の裏で仁義なき「鞍上争奪戦」が発生!? 毎日杯(G3)シャフリヤール陣営には大誤算…… グレートマジシャン、ルペルカーリアとクラシック三国志
福永祐一「エピファネイアになってきた」の真意!? 超良血ルペルカーリア「毎日杯の法則」で大幅減点か……
JRA「汚名返上」断然人気を裏切ったガッカリ超良血馬がガラリ一変! 福永祐一ゆかりの血統馬ルペルカーリアは一族の無念を晴らせるか
JRA福永祐一「エピファネイアになってきた」超良血ルペルカーリアに「大変身」の兆候……春のクラシックへ名牝シーザリオの血が覚醒か
JRA「注目度No.1」ルペルカーリア“武豊マジック”に沈む……大物不振相次ぐ父モーリスに種牡馬失敗説が再燃!?