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2021.03.11 19:00

JRA金鯱賞(G2)見落とし「厳禁」の二頭。デアリングタクト、グローリーヴェイズの二強対決に一角崩しのチャンス
編集部

サトノフラッグといえば先日のAJCCで2番人気を裏切る11着に終わったことで、人気の盲点となりそうだが、セントライト記念(G2)2着、菊花賞(G1)3着という結果は押さえておくべきだろう。
セントライト記念では中盤まで脚を溜め、最後のコーナーで好位置を取り、最後の直線で勝負を仕掛けるというお手本のような流れで2着を確保した。菊花賞でも最後の直線で勝負をかける作戦で、昨年の三冠馬コントレイルと先日のAJCC覇者アリストテレスについで5番人気ながら3着という結果を収めている。
前走後のコメントで戸崎騎手が「最後は脚が上がってしまった。(休み明けで)まだ馬体に余裕があった(前走比10キロ増)かな」と話していたことを踏まえても、前走は調整が整っていなかったことが伺える。
また国枝調教師も「状態としては良いのではないかと思ったのですが、結果的に位置取りも後ろからになってしまって、流れに乗れずもう一つでした。(敗因は)馬場もありましたし、いくらか動きも重かったかなと思います」と、完調にはまだ戻っていなかったと感じられるコメントを残している。休み明けを叩かれたことで状態が良化していれば、復活の可能性は十分にある。
そして今回、C.ルメール騎手が再び手綱を執るのも不気味だ。数々の名馬をG1レースで勝利に導いたジョッキーが昨年の皐月賞以来のタッグでどのようなレース展開になるのか期待に胸が踊る。
去年の皐月賞では三強と呼ばれていたコントレイル、サリオス、サトノフラッグ。ライバルたちが優秀な成績を収める中、不振が続くサトノフラッグの復活も見られるかもしれない。
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