真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.03.17 10:00
JRA横山典弘で「思った通りに」!? 高松宮記念(G1)G1勝利から「23年」非情の乗り替わりは吉か凶か……マジックに魅せられた陣営の想い
編集部
あの「マジック」に魅せられたのだろうか……。
28日、中京競馬場で行われる高松宮記念(G1)に、ライトオンキュー(牡6歳、栗東・昆貢厩舎)が出走予定。同馬といえば、ここまで12戦連続で騎乗した古川吉洋騎手のイメージがファンの脳裏にも焼き付いていることだろう。
古川吉騎手はデビューから2年目の1997年に阪神3歳牝馬S(G1・現在の阪神JF)をアインブライドで優勝。自身2回目のG1挑戦で、華々しい勝利を飾った。
しかし、その後は年々勝ち鞍も減少。2007年辺りから再び成績が上昇を描き、そこから10年後の2017年にコンビを組んだのがテイエムジンソクである。
テイエムジンソクは、竹之下智昭騎手を背にデビュー。11戦で4勝を挙げたが、その後は2着、3着、4着と惜しい競馬はするものの勝ち切れないでいた。
そこで手綱を任されたのが、古川吉騎手だ。
3カ月のリフレッシュ放牧を挟んだテイエムジンソクは、東大路S(3勝クラス)の勝利をきっかけに3連勝。古川吉騎手はテイエムジンソク主戦の座を見事に勝ち取ったのである。
1997年アインブライドのG1勝利から約20年。テイエムジンソクで重賞のみやこS(G3)も勝利し、その栄光は目の前まで迫っていたはずだ。
しかし、1番人気に推されたチャンピオンズC(G1)では、クビ差の2着。それから約3年が経ち、新たにG1制覇の希望が見えた馬こそライトオンキューだったのではないだろうか。
だが、近3走のライトオンキューは2着、9着、2着と勝ち切れない競馬が続き、高松宮記念では無念の降板。G1の大一番を託されたのは、横山典弘騎手である。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA C.ルメール高松宮記念(G1)捨てても手放したくない「怪物」の存在!? 武豊レシステンシアの裏で自身は「不参戦」濃厚の怪
JRA何故C.ルメールではなく「武豊」なのか。高松宮記念(G1)レシステンシアで敗れれば「G1・30連敗」の屈辱に
JRA北村友一「迷いなし」も嬉しい悲鳴!? 高松宮記念(G1)最有力レシステンシアと「コンビ解散」の理由
「追試失敗」インディチャンプ高松宮記念(G1)に暗雲!? 元JRA安藤勝己氏「自分から動く展開は向いてない」…… 前哨戦連敗で距離短縮に適性外疑惑
JRA高松宮記念(G1)北村友一、モズスーパーフレア「降板」は予定通り!? 1番人気で前哨戦「惨敗」より決定的な理由とは