真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.03.23 19:00
JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
編集部
このときの自身のメディアへの対応を『netkeiba.com』内の藤岡佑介騎手との対談で「ホント、子供ですよねぇ。反省してます」と若さ故の過ちを振り返った浜中騎手。当時は騎手を辞めたいと漏らしたほど追い詰められたというが、2019年にはロジャーバローズで日本ダービー(G1)を優勝できたのも過去の苦い経験を経てのものだ。
そして、ミッキーアイルとレシステンシアには意外な共通点もある。
ミッキーアイルもレシステンシアと同じく快速を持ち味としている馬だったが、逃げ一辺倒となることを危惧した音無秀孝調教師は控える競馬を指示。これには3歳時に出走した安田記念(G1)やマイルCSでの敗戦も考慮しての判断だったにしろ、「逃げない」ミッキーアイルは勝利から遠ざかった。
そして、浜中騎手とミッキーアイルのコンビが久々に勝利の美酒に酔ったのは、8戦ぶりに逃げた2016年の阪急杯。同馬が現役時代に勝利したすべてのレースは、皮肉にも陣営が指示した控えるレースではなく「逃げた」レースでもあった。
これは控えるレースで不本意な敗戦をしたレシステンシアにとっても、もしかしたら同じことがいえるのかもしれない。
奇しくもミッキーアイルを管理していた音無厩舎のモズスーパーフレアが、ハナ争いのライバルとして立ちはだかる今年の高松宮記念。この絶好のチャンスをものにして、再び存在感をアピールすることができるのか。
浜中騎手の強気な手綱捌きが見られるかに注目したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは