GJ > 競馬ニュース > 中央競馬年間総売り上げ  > 2ページ目
NEW

有馬記念売り上げ449億、年間総売り上げ前年比103.4%。数字の上では好調維持も、楽観視してばかりもいられない…競馬人気復活は本当か?

【この記事のキーワード】, ,

 もちろん、過去の栄光に引きずられている部分はあるかもしれない。バブル前後の日本経済華やかなりしころ、年間総売り上げ4兆円という莫大な規模を誇った中央競馬だ。その最盛期の数字と、バブル崩壊からリーマンショック、東日本大震災発生後の現在を単純比較することには意味がない。

 とはいえ、来年の日本競馬に今年以上の話題性を求めることはさすがに難しいような気がする。可能性はゼロではないが、そうそう幸運は重なるものではないだろう。

 だとすれば、例年通りの運営をするだけでは、来年以降もこの好調を維持するのは厳しいのではないだろうか。つまり、単純に今年の数字だけを見て、「競馬人気が復活した」と安易に考えることはできないということだ。

 2016年は競馬界にとって「幸運」な年だった。その現実はただの現実として受け取めるべきなのかもしれない。

有馬記念売り上げ449億、年間総売り上げ前年比103.4%。数字の上では好調維持も、楽観視してばかりもいられない…競馬人気復活は本当か?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛