真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.01 00:10
【中山金杯・展望】「中山マイスター」の異名を誇るツクバアズマオー中心も”波乱含み”の中山金杯。高配当のカギを握るのは、あの「G1馬」の復活?
編集部
3歳春に世代のマイル王に輝いてから約1年半勝ち星から遠ざかっていたが、昨夏に今の斎藤厩舎に転厩してから馬が変わってきたようだ。特に2000mに距離を伸ばしたここ2戦はアイルランドT(OP)が3着、ディセンバーSが4着と堅実に結果を残せるようになってきた。
トップハンデとはいえ、57.5㎏ならば京成杯オータムH(G3)の4着で経験済み。手が合いそうな田辺裕信騎手が引き続き乗ることも好感触で、一年の初陣となるこのレースでG1馬が復活の勝利を挙げるか。
古豪のマイネルフロスト(牡6歳、美浦・高木登厩舎)も冬の中山が良さそうな存在だ。
ここのところ精彩を欠く競馬が続いているが、昨年の中山金杯では逃げてペースを掴むと2着に粘り込んでいる。その後のAJCC(G2)でも4着しているように、とにかくこの時期の中山がいい馬。
前走のディセンバーSでは良い所なく敗れているが、見限るのはまだ早そうだ。
他にもディセンバーSで3着したシャイニープリンス、前走のダート戦を度外視すれば巻き返し十分のドレッドノータス、徐々に力を付けてきたダノンメジャー、新潟記念(G3)3着と同じ53㎏で出走できるロンギングダンサーと、伏兵陣が波乱を呼んでもまったくおかしくはない。
実は、冒頭に触れたラブリーデイやヤマカツエースは1番人気ではなかった。それだけに後から振り返れば「何故?」と思える素質馬が下位人気に潜んでいる可能性もある。
ハンデ戦で波乱含みの中山金杯(G3)は1月5日(木)の15時30分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り