GJ > 競馬ニュース > シャドウパーティーは激走馬?  > 2ページ目
NEW

混戦模様の中山金杯(G3)に”最強軍団”が送り出すシャドウパーティーは「根拠」のある激走馬?


 それもそのはず。このオーシャンブルーは約1年前の有馬記念(G1)の2着馬だ。いくら前走で大敗していたとはいえ、同じ時期の中山コースで行われる金杯で5番人気は、あまりにも過小評価だったということではないだろうか。

 今回のシャドウパーティーにしても、12着に敗れた前走は休み明けで、馬体重もレインボーSを勝った時から+14kgと明らかに本物のデキにはなかった。実際に休み明けは[0.1.1.6]、レースレベルの上がる1000万下以上では[0.0.0.6]と典型的な「叩き良化型」の馬だ。

 幸い、金杯はG3ながら調教後の馬体重が発表される稀有なレース。シャドウパーティーの馬体重は、前走から‐3kgと確実に絞れている。昨年、勝率で2割近い19.4%と、調教師としては異常に高い数値を叩き出している堀厩舎なら”狙ったレース”に向けてきっちりと仕上げてくることはほぼ間違いない。3着以内の複勝率に至っては、驚異の38.8%だ。

 この中間はウッドコースを中心にハードに追い切られ、動きは前走から明らかに変わってきている。明け8歳馬とはいえ、セン馬なので能力の衰えは心配しなくとも良いだろう。

 追い切り後も「元気ですよ」と口をそろえている陣営。控えめなコメントは堀厩舎の”平常運転”で、むしろ不気味にさえ思える。

 レース後、「前哨戦で上位人気」「斤量も前走から‐2kg」「昨年関東2位の内田博幸騎手」「重賞でとにかく強い堀厩舎」と、振り返ってみれば「何故、こんなに人気がなかったのか」と不思議に思う……”根拠ある穴馬”が激走する典型的なパターンではないだろうか。

混戦模様の中山金杯(G3)に”最強軍団”が送り出すシャドウパーティーは「根拠」のある激走馬?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. JRA日本ダービー(G1)栗東からサートゥルナーリアの「(秘)情報」! ライバル筆頭「ヴェロックス」の話も
  10. 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか