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2017.01.05 17:46

ディープインパクトの血を持つ「遅生まれの強豪」がフランスで種牡馬入り。その七転八倒の馬生
編集部
マーティンボロは下級条件で上位人気に押されながらも勝ちきれないレースを繰り返したためか、鞍上にダリオ・バルジュー騎手を迎えながらもオッズは10番手。このレースには後に同年のエリザベス女王杯を取るラキシス、翌年の宝塚記念馬であるラブリーデイも参戦していた。
レースは、サムソンズプライドがハナを奪い始まる。レース中盤では、脚をためるために後方に控えていたマーティンボロだったが、直前を行くラブリーデイが4コーナーで大外から出たのに合わせるかのように一気呵成にしかける。直線でラキシスらがいる先頭集団に追いつき、その後も失速することなく伸び続け、ゴール前でラブリーデイ、ラキシスとの叩き合いを見事にハナ差で制した。
重賞勝利で勢いに乗った形で、マーティンボロは小倉記念で2着、新潟記念で1着と見事な成績を重ねる。だが、快進撃もそこまで。その後は重賞に挑戦し続けるも、勝利を上げることはできなかった。
実はマーティンボロは今年の中山金杯に出走予定だったが、「オファーがあったので急きょ決まりました」とは友道康夫調教師の弁。11日には渡仏しグランカン(Grandcamp)牧場で繋養の予定だという。
自身に流れる偉大なる父の血ゆえに、人間に振り回される競走馬生活を送ったマーティンボロ。その産駒が青いロンシャンの空の下で勝利をあげる日は来るのだろうか?
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