ゴールデンウィーク明けの「最終レース」に波乱の法則!? 今週の高額万馬券狙いレースはコレだ!
緊急事態宣言の影響か、例年より早く終わった感のある今年のゴールデンウィーク。天皇賞・春は人気のアリストテレスが敗退し、かしわ記念も1番人気カフェファラオが敗退して波乱となった。今週以降も波乱の傾向が漂っている。
特に、GW明けに行われるNHKマイルC週は例年波乱の傾向にある。中でも重賞後に行われる最終レースは、いずれも1番人気が敗退。該当する2020年と2015年の勝ち馬の人気を見ても、2→9→8→11→8→5と大荒れ傾向で、3連単の配当も3本の10万馬券など高額万馬券狙いに最適な傾向となっている。
以上の状況から、今週の高額万馬券狙いレースはNHKマイルC(G1)、京都新聞杯(G2)、新潟大賞典(G3)後に行われる各12レースだ。
■5月8日
中京12R
4歳以上2勝クラス
今年は京都競馬場の改修工事のため中京で行われるが、4歳以上2勝クラスのダート戦という状況は過去と同じ。これまでの傾向から狙いたい穴馬は、5~6歳の牡馬、関西馬、そして過去にクラス5着以内の実績があることが挙げられる。この傾向に当てはまるのは「エムオータイショウ」のみとなった。
同馬は前々走15着、前々走13着と大敗続き。しかし昨年10月の中京ダート1200mでは、11番人気で2着に好走している。その時が前走10着からの巻き返しで、中7週と間隔があいていた。今回も中10週と間隔があいており、ここは狙っていたレースだろう。中京ダートは2戦して4着・2着と好走している。ここは激走の期待十分だ。
◎エムオータイショウ
相手
ラホーヤノキセキ
ヘルメット
メラナイト
ラミエル
シンゼンマックス
グーテンモルゲン
■5月9日
新潟12R
三条S
過去の傾向から、狙いはズバリ人気薄の関東馬で、鞍上も関東所属騎手、そして乗り替わり、さらに過去にこのコースで3着以内の好走実績がポイント。ここで該当するのは「フクサンローズ」のみ。
同馬は3走前に、このコースで6番人気2着に好走。今回は休み明けとなるが、4勝目が3月ぶりを11番人気で勝利と、穴馬の素質十分。新潟ダート1800mは5戦して1勝2着1回だから相性も悪くなく、今回騎乗するのが3走前に穴をあけた小林騎手というのもプラス。牝馬限定で強敵もアイムポッシブルとリネンファッションぐらい、レースが楽しみだ。
◎フクサンローズ
相手
アイムポッシブル
ルコントブルー
ケイツーキナ
プリティーチャンス
ラヴォアドゥース
リネンファッション
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛