真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.05.12 07:00
JRA 武豊「気持ちよかった」女傑ウオッカと決めた“東京専用機”の独走劇! ヴィクトリアマイル(G1)アーモンドアイを凌ぐ7馬身差の伝説
黒井零
フルゲート18頭立てとなったマイル戦。ショウナンラノビアの逃げをブーケフレグランス、ヤマニンメルベイユ、ブラボーデイジーが追い掛ける展開。激しい先行争いに見えて前半3Fは34秒7のスローペースだった。
これらのすぐ後ろ5番手につけていたウオッカは終始楽な手応えで追走。最後の直線に入り、激しく手綱の動くライバルを尻目に、鞍上の武豊騎手はどこから抜け出そうかという余裕の脚色。ウオッカは残り400m過ぎに先頭に立つと、後は後続を突き放すだけの独走劇となった。
断然人気を集めた単勝1.7倍のオッズさえ、高過ぎると感じさせる強さを見せたのである。
そのあまりの強さに武豊騎手が「今日はウオッカらしい競馬をしてくれましたね。気持ちよかったですよ」と満面の笑みで振り返ったのも無理はない。
昨年は熱発で回避したグランアレグリアが出走を予定している今年のヴィクトリアマイル。安田記念(G1)でアーモンドアイ相手に2馬身半差で圧勝した実績があるだけに、もしかしたらウオッカのような独走劇を再現することもあるかもしれない。
(文=黒井零)
<著者プロフィール>
1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
- 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
- JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
- 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- オークス「本命」は去年から決めてました! キャプテン渡辺「大穴はこれだ!!」神の馬券術による極選穴馬【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【オークス(G1)予想】ステレンボッシュから魂の6点勝負! 5年連続10番人気以下が激走レースで「極上穴馬」指名
- 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
- 【オークス(G1)】ステレンボッシュ1強に“待った”!? ルメール×チェルヴィニア「前走の二の舞いはない」川田×クイーンズウォーク「本領発揮」武豊×スウィープフィート「チャンスがある」二冠阻止に燃えるライバルが虎視眈々