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JRAセレクトセール「高額落札馬」はダービーを勝てない!? 日本ダービー(G1)サトノレイナスを “おねだり”した国枝栄調教師を襲う「不吉なジンクス」とは

【セレクトセール取引価格帯別ダービー成績】
5000万円未満 「1-1-0-25/27」
5000万~1億円未満 「3-3-3-15/24」
1億円以上「0-3-2-21/26」

 5000万円未満という比較的リーズナブルな価格で取り引きされた馬は27頭が出走し、勝ったのはディープブリランテ(3255万円)のみとやや苦戦傾向だ。好走ゾーンは5000万から1億円未満で、24頭中9頭が馬券に絡んでいる。ところが、最も期待値が高いはずの1億円以上の高額馬は26頭が出走して2着は3回あるが、勝ち切れていない。

 今年のダービーに出走予定の17頭中、セレクトセール出身の馬は7頭。この中で最高額で取引されたのはグラティアスで2億4840万円。これに続くのがサトノレイナスである。

 思い起こせば昨年のダービーにも1億円以上で取り引きされた馬が3頭出走。ワーケア、サトノフラッグ、そしてアルジャンナはそろって人気を大きく裏切る惨敗を喫している。

 セレクトセール出身の牝馬としては初めてダービーに駒を進めるサトノレイナス。この“不吉なジンクス”を断ち切ることはできるだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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