
JRA 新馬圧勝コマンドラインと三冠馬コントレイルとの共通点に「5億円ホース」も該当!? POGでも注目「4/7367」選ばれし2歳ディープインパクト産駒も紹介
母父にティズナウ系を持つ、2歳のディープインパクト産駒は全部で4頭。母コンドコマンドの他では、タイタンクイーン、ティズウインディ、ティズトレメンダスがティズナウの血を持ち合わせている。
母タイタンクイーンは、セレクトセール2019にて当歳セッション最高額の5億760万円(税込)で近藤利一氏が落札。近藤氏が死去したことによりワールドプレミアのオーナーでもある大塚亮一氏が引き継ぎ、リアドと命名されるようだ。
母ティズウインディは、北海道セレクションセールにて6380万円(税込)。オーナーは2017年の菊花賞を制したキセキを所有する石川達絵氏で、馬名はロールアップに決定している。
母ティズトレメンダスは、セレクトセール2020の1歳セッションで7040万円(税込)。キャロットクラブで総額6400万円で募集され、ティズグロリアスと命名された。
■母父にティズナウ系を持つ2歳ディープインパクト産駒
コマンドライン(母コンドコマンド)
リアド(母タイタンクイーン)
ロールアップ(母ティズウインディ)
ティズグロリアス(母ティズトレメンダス)
因みに、新種牡馬であるアメリカンペイトリオットは、父がダンチヒ系のウォーフロント、母父がティズナウという血統。逆に母父ディープインパクト産駒という馬も4頭いる。
■母父にディープインパクトを持つ2歳アメリカンペイトリオット産駒
スペイスフォース(母スターライト)
サザンステート(母ディープサウス)
パワーブローキング(母ピクシープリンセス)
ルチア(母エレーデ)
無論、これらが走るとは限らない。ただ、母タイタンクイーンの5億760万円(税込)にしても、デキが良かったことに加えディープインパクトとティズナウの配合に魅力を感じたことが要因の1つだったのではないだろうか。
ディープインパクト×ティズナウ。コントレイルのような、未来のG1馬誕生に期待したい。(文=北野なるはや)
<著者プロフィール>
某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。
PICK UP
Ranking
11:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
ディープインパクト「雪辱の凱旋門賞」制覇に王手! 薬物失格から15年……「16馬身差圧勝」スノーフォールがブックメーカー1番人気に
JRA 池添謙一騎手があの「人気競馬漫画」とコラボ!? 安田記念(G1)丸2年「勝ち星無し」真っ黒な馬体のダノンプレミアムと起こす「黒い奇跡」
JRA鳴尾記念(G3)土曜重賞「複勝率81.8%」川田将雅「◎」で、ブラストワンピース&サンレイポケットは自信の消し!【八木遊のフォーメーション馬券予想】
横山典弘“父兄参観ポツン”に「もう乗らないで」M.デムーロ「指示無視」最下位大敗……日本ダービー(G1)シャフリヤール優勝で武豊「秘密兵器」が評価急上昇!【週末GJ人気記事総まとめ】
ディープインパクト、ゴールドシップ、タイキシャトルが「まさか」の敗戦……。安田記念(G1)グランアレグリア“1本かぶり”のブレークポイントは?