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JRA横山典弘「14年ぶり」夏の小倉参戦! 日本レコード連発の“魔界”で気になる「過去成績」と“ポツン”騎乗みせるか徹底予想!!

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 気になるといえば、競馬ファンの間でまことしやかに囁(ささや)かれる、横山典騎手の“ポツン”騎乗について触れないわけにはいかない。

 スタート直後、騎乗馬を馬群の最後方まで下げ、道中は独りぼっちの“ポツン”で追走。結局何もしないで見せ場なくゴールすることもあれば、最後の直線で豪快に全馬を抜き去ってゴールすることもある騎乗ぶりは横山典騎手ならでは。競馬ファンの間ではしばしば話題になっている。

 12年ぶりに再登場する小倉競馬場で、横山典騎手の“ポツン”騎乗が炸裂するか、気になるのは筆者だけではないだろう。

 あくまでも推測だが、そもそも小倉競馬場は東京・中山・阪神・京都といった中央場所に比べると小回りで、ひと回り小さなサイズ感は拭えない。

 ゴールまでの直線も短く、そう簡単に後方”ポツン”からの大マクリが決まる可能性は低いといえる。当然、横山典騎手もその点は承知しているはずだ。

 しかし今夏の小倉競馬場といえば、芝・ダート問わず日本レコードが連発。ネット上では“魔界”などと揶揄(やゆ)される、超高速馬場が話題となっている。

 そうなると前”ポツン“の出番か。スタート直後から突然の逃げを打ち、馬群の前方を“ポツン”と走り、超高速馬場の恩恵を受けて、そのまま前が止まらず、あれよあれよと逃げ切ってしまう……。そんなレース展開も考えられる。

 横山典騎手にとって「干支が一周する」12年ぶりの小倉競馬場。さらに馬場は日本レコード連発中の超高速馬場の“魔界”と、舞台は揃った。

 果たして、ベテランジョッキーがどんな騎乗をみせるのか。前”ポツン”か、後方“ポツン”か、否が応でも期待は高まる。名手だからこそ披露できる巧みな騎乗ぶりに想像を膨らませながら、日曜日を楽しみに待ちたい。(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

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