
JRA「重賞未勝利」ジョッキーに微笑むのは“勝利の女神”か!? ソングラインは軽視、関屋記念(G3)「◎」は“痛恨のハナ差”に雪辱チャンスのあの馬
なお、人気しそうなところでは3番シャドウディーヴァを「消し」とした。
前走のマーメイドS(G3)は、3着好走もシャムロックヒルが逃げ切ったレース。シャドウディーヴァにしても、最内2列目で直線に向く恵まれた展開だった。
今回はスタートしてからの距離も長く、枠も3番とかなり内目。外枠の馬も出してくるであろうことから後方追走となりそうで、ある程度の人気が見込まれるここはバッサリと切る。
以上を踏まえ、印は以下の通り。
◎8番アンドラステ
○18番パクスアメリカーナ
▲15番ミラアイトーン
☆5番アトミックフォース
△6番ロータスランド
△11番ソングライン
△13番カラテ
△17番マイスタイル
馬券は三連複で勝負。保険としてワイドも押さえておく。
三連複 フォーメーション
◎-○▲☆-○▲☆△△△△ 15点
ワイド 流し
◎-○▲☆ 3点
今回はフルゲート18頭の競馬で、軸を1頭に絞った。
アンドラステがそれなりの人気になりそうなことから、2列目は人気が落ち着きそうなパクスアメリカーナ、ミラアイトーン、アトミックフォースの3頭。断然人気が予想されるソングラインはさすがに切れないが、飛べば配当も期待できそうだ。
アンドラステに騎乗する岩田望来騎手は、リーディング10位と若手の有望株。昨年のターコイズS(G3)でも同馬に騎乗したが、「痛恨のハナ差」2着と惜しくも敗れている。
重賞での勝利が未だない岩田望騎手だけに、ここは気合の入る一戦。“勝利の女神”の名を持ったアンドラステとともに、チャンスを掴み取ってほしいところだ。
(文=宍戸ハレ)
<著者プロフィール>
競馬好きというよりは予想好き。知的推理ゲームをこよなく愛する馬券狂である。券種は基本的に三連複とワイドだが、的中率より回収率重視で軸は殆ど人気薄という生粋の穴党。馬券が当たると異様にテンションが上がるも、年に数回だけという悲しい現実と向き合っている。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
関連記事
JRA「17年間継続中」の関屋記念の法則とは!? 新潟競馬場のルーツは、まさかの「直線」コースにあった?
JRA G1級の実力馬が「2年4カ月ぶり」に実践復帰!? クロフネ産駒最後の大物になれるか、全姉ホエールキャプチャの良血が関屋記念(G3)に参戦
JRA【関屋記念(G3)展望】「三度目の正直」果たすのは……ソングライン池添謙一VSグランデマーレ藤岡佑介!1年越しリベンジに燃える岩田望来アンドラステも虎視眈々
JRA 武豊「大魔神」と新タッグ! 春クラシックでコンビの世界的良血馬&重賞ウイナーではなく、あえて「1勝馬」に騎乗する真意とは?
JRA川田将雅・鮫島克駿・浜中俊、リーディング争いの本命は…今年最後の小倉開催に「九州戦士」が集結!