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2017.02.07 08:28

エアウィンザーが共同通信杯(G3)に向け坂路で超抜時計!武豊騎手が惚れ込む「大器」が負けられない一戦へ「本番」モード!
編集部

エアスピネルの全弟エアウィンザー(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が12日の共同通信杯(G3)で初の重賞に挑むこととなった。
デビュー前は、その素質に惚れ込んだ武豊騎手が「完璧だ」と評したこともあって、全兄エアスピネルを上回る大器といわれたエアウィンザー。その兄が朝日杯フューチュリティS(G1)2着からクラシックを4着、4着、3着で駆け抜けたのだから、弟には必然的に「それ以上」の期待が掛けられていた。
迎えたデビュー戦は、兄エアスピネルが菊花賞(G1)を目指して神戸新聞杯(G2)に出走した9月25日。鞍上はもちろん武豊騎手で、単勝1.3倍の圧倒的な人気に支持された。
ところが最後の直線で一度は先頭立ったものの、ムーヴザワールドの強襲に遭って2着。いきなり躓いたことにファンだけでなく、武豊騎手でさえ「まだ全体的に緩い」と落胆の色を隠さなかった。
しかし、次走の未勝利戦を単勝1.1倍に応えて完勝。また、ムーヴザワールドが世代のトップクラスが集った東京スポーツ杯2歳S(G3)で3着に好走したことによって、エアウィンザーの評価は回復傾向にあった。
だが、そうして迎えた年明けの福寿草特別(500万下)で単勝1.6倍に推されたエアウィンザーは、またも期待を裏切って敗戦。条件戦で躓いたという事実は重く、同時期にクラシックの有力候補に挙げられていた兄との差は大きくなる一方だ。
そんな中で挑む今回の共同通信杯は、エアウィンザーにとって極めて大きな「分水嶺」となる一戦だろう。
もしも、ここで無様な敗戦を喫するようなことがあれば、まず賞金問題でクラシック出走に黄色信号が灯る。そして何よりも、ここで負ける様なら偉大な兄を超える成績を残すなど夢のまた夢となる。
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