GJ > 競馬ニュース > エアスピネル「決め手不足」
NEW

武豊エアスピネル、またも「決め手不足」がチラつく結果に。超スローペースも、後方からやってきた「増量ライバル」に差し切られ……

【この記事のキーワード】, ,
easupineru.jpgエアスピネル(競馬つらつらより)

 5日の東京新聞杯(G3)は、M.デムーロ騎手騎乗のブラックスピネルが好スタートからハナに立ち、スローペースに落として見事な逃げ切り勝利。初重賞制覇を果たした。

 2着となったプロディガルサンも、22kg増のせいか人気はなかったが、ペースとして不利な中団からの競馬でメンバー最速の上がり32.0の末脚を繰り出し2着を確保。今後のレースに大きな期待を持てる内容となった。年明けから猛威を振るう「4歳馬旋風」が止まらない状況だ。

 しかし、断然の1番人気に推されたものの3着に敗れたエアスピネル(牡4 栗東・笹田厩舎)は、年明けの京都金杯勝利の勢いを保つことができなかった。

 これまでは道中折り合いを欠く姿をよく見せていたが、この日は5番手で折り合いがついていた印象。直線では外目から確実な伸びを見せたが、脚の溜まったブラックスピネルを捉えるまでは至らず、最後にははじけたプロディガルサンにも差されてしまった。

 無論、最大目標を6月の安田記念(G1)に設定している以上、最高の仕上げではないのかもしれないが、今後に向け賞金をさらに加算しておきたい部分を考えれば、何とか連を外さない競馬で本賞金を得たかったところだろう。昨年も言われ続けた「決め手不足」という言葉が再びチラつくような結果ではあった。

武豊エアスピネル、またも「決め手不足」がチラつく結果に。超スローペースも、後方からやってきた「増量ライバル」に差し切られ……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛