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空前の注目集めた皐月賞に「神様」も興味津々だった!? 開催日周辺で起こった「不思議な出来事」に驚愕

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 皐月賞当日の阪神8R・4歳上500万下でも思いもよらない出来事が。このレースは2番人気のアダムズアップルが4番手から力強く抜け出して勝利した。レース自体は特になんてことないものだったのだが、その「実況」で耳を疑うような”名前”が飛び出した。

 問題の実況がなされたのは、芝コースからダートコースに移動して間もなくのこと。各馬の隊列が落ち着き、先頭から一頭ずつ競走馬の名前と位置取りを実況していたのだが、勝利したアダムズアップルのいる4番手以下の馬の名前を叫ぶ際、それは起こった。

「3馬身ほど離れて4番手、13番アダムズアップルが続いて、内は3番ブライアンズタイム、8番ワンダーヴァローレ……」

 競馬ファンなら即理解できただろう。実況が放った「ブライアンズタイム」という馬名に、「え、どういうこと?」となった人は多いはずだ。ブライアンズタイムといえば、ナリタブライアンなど多くのG1ホースを輩出した歴史的種牡馬であり、2013年に安楽死の処置をとられている。それが、2016年の阪神競馬場でレースに出走している?

 このレースの3番は「ブライアンキング」であり、どうやら実況はこの馬の名前をブライアンズタイムと間違ってしまったようだ。確かに紛らわしい部分はあるが……。ちなみにブライアンキングは父方の祖父がブライアンズタイムである。一瞬天国から蘇ってレースに出走したのかと思ってしまった。見ていない方には、ぜひともJRAの公式動画で確認してほしい。

 なかなかない出来事が皐月賞開催周辺で起こった。単なる偶然なのだろうが、今年の盛り上がりの渦が引き起こしたと妙な想像もしてしまう。そのくらい熱い盛り上がりを見せていたのは間違いない。

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