JRAレイパパレ「軽視」で爆穴勝負!? オールカマー(G2)で狙いたいのはあの馬たち!
今回は26日に開催されるオールカマー(G2)を予想していきたいと思う。
先週のセントライト記念(G2)はしてやられた。ローテーションから考えても実績から考えてもアサマノイタズラは買えた1頭だが、前走のラジオNIKKEI賞(G3)があまりに負けすぎていたので、軽視してしまった。
オーソクレースに関しては、来たら来たで仕方ないとしか言いようがない。休養前がG1で2着していたとは言え、9カ月の休み明けで重賞を好走するとはさすがに思えなかった。
改めて気を取り直してオールカマーの予想に戻ろう。舞台は先週のセントライト記念と同じ、中山の芝2200mだ。
天皇賞・秋(G1)の前哨戦ということで、やはりレースレベルはそれなりに高い。過去10年の好走馬を見てもG1で勝ち負けするような一線級の馬も見られるなど、並みのオープン馬では歯が立たない。
3着内に入った馬の前走を見ると、
宝塚記念 8頭
七夕賞 3頭
天皇賞・春 2頭
ヴィクトリアマイル 2頭
目黒記念 2頭
安田記念・京都記念・札幌記念・中日新聞杯・小倉記念・新潟大賞典・AJCC・マーメイドS 各1頭
海外遠征帰り 2頭
オープン特別 3頭
となっている。
宝塚記念(G1)で春を終えて、秋の始動戦にここを選んだ馬に好走例が多い。逆に前走オープン特別だった馬は3頭しかおらず、前走がオープン特別だった馬は割り引いていいだろう。
人気別で見てみると、
1番人気 3-2-1-4
2番人気 2-2-2-4
3番人気 1-3-2-4
4~6番人気 3-2-3-22
7~9番人気 1-1-1-27
10番人気以下の馬は3着が1回あるのみなので、度外視できよう。
ちなみに過去5年に絞ると1番人気は2勝2着1回、2番人気は2着1回3着1回、3番人気は2着3回3着2回と3番人気はパーフェクトに馬券に絡んでいる。
これらを踏まえて「◎」は1番ウインマリリンとする。
前走は牝馬ながら日経賞(G2)を快勝しての天皇賞・春に参戦。出遅れたものの5着まで入ってきたのは地力の高さを示すものだろう。陣営もひと夏越えての成長があり、コース設定もうってつけと色気十分。相手関係が厳しいのは確かだが、ここを勝ってのG1参戦と行きたいところだろう。
「○」は12番レイパパレ。
実績は出走馬中トップ、ローテーションも条件と合致し、1番人気のデータを考えても外す要素はない。ないのだが、個人的にはこの馬の実力をあまり高く評価していない。
無敗の6連勝で大阪杯(G1)制覇、しかも3冠馬コントレイルと短距離女王グランアレグリアを完封しての1勝だった。が、これは多分に展開と条件に恵まれたもので、実力あっての勝利ではないと見ている。3歳時、秋華賞(G1)の抽選に漏れて出走が叶わなかったこともあり、「幻の秋華賞馬」などとも言われるが、どうも運に左右される馬という印象だ。
宝塚記念でクロノジェネシスに0.5秒差の3着と完敗しているが、これが実力の最上限だったのではないか、と考える。陣営は気性面での成長が見られるなど、自信を覗かせているが、あっさり負けてもおかしくはないと考え、ひとつ印を落とした。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
- 【秋華賞】チェルヴィニア、ステレンボッシュに重大な不安発覚?牝馬三冠最終戦は“マジックキャッスル級穴馬の下剋上も浮上”で波乱必至!
- 【南部杯(G1)展望】王者レモンポップ連覇なるか! 新ダート王ペプチドナイルの巻き返しにも期待
- 【秋華賞(G1)展望】ステレンボッシュVSチェルヴィニアの女王対決! クイーンズウォーク、クリスマスパレードら前哨戦好走組にもチャンス
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- JRA・G1「トレンド継続」で武豊らにチャンス到来!? 秋華賞(G1)有力馬に騎乗する今年G1未勝利ジョッキーは?
- オーギュストロダン回避で「逆輸入対決」は実現せず…武豊、坂井瑠星に注目集まる凱旋門賞
- スピルバーグ、ラブリーデイが最後の勝利…天皇賞・秋の王道ステップに変化
- 横山典弘ピューロマジック「9秒9」超えた稀代の韋駄天? 超速レコード持ち主はデュランダルに大楽勝
関連記事
JRA横山典弘「天才の感性」で令和のタマモクロス爆誕!? 1400mデビュー「ロードカナロア産駒のステイヤー」が1年ぶりの復帰!
JRA川田将雅レイパパレが“避けたい” 18年前の悪夢? 武豊があの名牝とたどった「初黒星」、敗戦直後のオールカマー(G2)は運命の分かれ道!?
JRA【オールカマー(G2)展望】レイパパレ再び”連勝街道”へ!1週前追い”失敗”も鞍上魅力グローリーヴェイズ、横山親子の「競演」にも注目
JRA武豊「今後が楽しみ」ソダシ、クロノジェネシス級評価!? 大器ロンの野路菊S(OP)レコード4馬身圧勝が意味するもの
川田将雅「一日も早く改善する必要がある」JRAの“殿様”ネット戦略に警鐘!? ジャパンC「外国馬問題」に根付く致命的な欠陥とは