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2017.02.09 10:44
NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』にオグリキャップが登場!武豊騎手や岡部幸雄騎手ら”レジェンド”が伝説的名馬の”流儀”を紐解く
編集部
オグリキャップ(NHK公式サイトより)
13日に放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)の特別企画として、競走馬のオグリキャップが特集されることとなった。
日本競馬史においてNo.1の知名度を誇り、今なお数々の「伝説」と共に語り継がれているオグリキャップ。ここまで2006年の第1回放送より10年以上、300を超える放送回数を誇る『プロフェッショナル~』だが、競走馬を、いや、人以外の生き物を特集するのは今回が初めてとなる。
その活躍が、第二次競馬ブームを巻き起こす象徴となった伝説的名馬オグリキャップ。引退レースとなった有馬記念(G1)の復活劇など、輝かしい競走生活のハイライトは番組をご覧いただくとして、今回は本馬が如何に「奇跡的」な存在であるのか。現在と当時を比較しながら紹介したい。
オグリキャップを語る上で、まず挙げられるのは「地方競馬から出現した怪物」という点だろう。
これは第一次競馬ブームの火付け役となったハイセイコーと共通する特徴であり、「弱者が強者に勝つ」という、わかりやすいテーマは競馬に限らず今なお多くの人々の関心を集める力がある。
だが、偏に「地方競馬出身」と述べても、地方競馬と中央競馬の交流が盛んに行われ、地方競馬でもサンデーサイレンスの血が珍しくない現代とはまったく異なる。今年の3歳馬で岡田繁幸氏が所有する、地方出身馬トラストやコスモスといった馬たちとは、完全に「異質の存在」といえるだろう。
当時は地方競馬と中央競馬は「格差」どころか、ほぼ「別世界」といった状況で、その”距離”はあまりにもかけ離れていたからだ。
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