GJ > 競馬ニュース > 『仕事の流儀』オグリキャップ  > 2ページ目
NEW

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』にオグリキャップが登場!武豊騎手や岡部幸雄騎手ら”レジェンド”が伝説的名馬の”流儀”を紐解く

【この記事のキーワード】, ,

 現在の地方競馬には、中央で活躍できなかった馬の「受け皿」的な役割もあるが、当時はダート競馬そのものが現在よりも遥かに格下の位置づけであり、活躍できない馬は地方競馬ではなく、同じ中央競馬のダートで走るという選択肢しかなかった。

 現在のような交流重賞は存在せず、中央で落ちぶれた馬が地方で走るケースもほぼない。唯一の接点は、年に一度だけ中央で開かれるオールカマーだけという中、中央競馬の馬は「中央競馬の世界」で生産され、地方競馬の馬は「地方競馬の世界」で生産されるといった状況だった。

 オグリキャップもまた、そういった「地方競馬の世界」で生産されたサラブレッドの1頭だ。母ホワイトナルビーは笠松競馬で競走馬となり、4勝を上げて引退。そして、欧州の短距離で5勝を上げたが重賞勝ちすらない父ダンシングキャップもまた、中央競馬ではなく地方競馬で成功を収めている種牡馬だった。

 つまり、オグリキャップはあくまで母が所属した「笠松競馬で活躍すること」を願って配合された馬である。

 具体的に述べれば、母のオーナーでもあった小栗孝一氏ら関係者の狙いは、芝2500mの有馬記念を勝つ馬ではなく、スピードのあるダート向きの短距離馬であったということだ。実際にホワイトナルビーの6番仔だったオグリキャップよりも上の兄姉は、すべて地方競馬で競走馬となり、一度も中央で走ることのないまま引退している。

 地方競馬には「地方競馬の世界」が今よりも遥かに色濃く存在し、地方馬として生まれた馬は地方馬として生涯を終えるのが当然の時代だった。

 オグリキャップも例外ではなく、1つ”ボタンの掛け違い”があれば、おそらく「笠松競馬の雄」としてその生涯を終えていた可能性も充分にある。

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』にオグリキャップが登場!武豊騎手や岡部幸雄騎手ら”レジェンド”が伝説的名馬の”流儀”を紐解くのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  3. 「組織力にやられた」武豊が潰された有馬記念。安藤勝己氏も指摘した「影の主役」と、日本競馬に馴染みのない文化に賛否両論
  4. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  5. 武豊「爆弾発言」にインタビュアーもタジタジ、今村聖奈ら「6人騎乗停止」で蒸し返されたアンラッキーな被害者
  6. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター